window
トップページ > 記事閲覧
このエントリーをはてなブックマークに追加
* 壊れかけたカケラ

日時: 2011/11/17(木) 13:34:50 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

何も見えない闇を息を切らせながら一人の男は走っている。
足元も周にもほんの僅かな光はなくただ、やみくもに走り続けるしかない。
闇の中を走るのは不安なことなのだけれど、今はそんなことを言っていられる場合ではなかった。
ただ、ひたすらに出口が見つかるまでー……。
しかし、出口が見つかるといことは、運が良いということで、見つけらることはほぼ不可能に近い。
それを分かっていて、進んでいるというのは、この何もない絶望な道から逃れたいという願いからきているのだろう。
少ししかない可能性でもそれ以外にこの状況から逃げるすべはないからたとえ力が尽きようとも走るしかない。
いや、力が尽くときがくるとしたら出口に行き着く時なのかもしれない。
足を止めることなく、足が地面を踏んでは離れる音がこだまをするのは、どういう場所にいるのか分からないが、ただ一つの情報だ。
走っている場所は外でも林の中でも森の中でもない。
おそらくトンネルの中か、洞窟の中か地底。
そんな予想を立てながら男は走る。
もうこの闇をどれくらい走ったのか。
知れる方法はないため考えないようにしている。
しかし、体カの限界がすでにきていて、足が少ずつ痛みはじめ、腕のだるみや顔から流れている汗でだいぶ走っていることは分かるが、出口らしきものは見えてはこない。
息絶えだえになりながらどうしてこんなことに巻き込まれたのか。
もし巻き込まれさえしなければ、今頃、素朴な生活だとしても、穏やかな何の不満もなく暮しているはずだったのにっと、少し前まで送っていた生活を懐かしげに思いだしていると、いきなり右側から誰かが突進してきて、ぶつかってしまったー……
「きゃあ。」
高く、驚いているその声は、闇の中を何度もくり返して、飲まれていった。
「大夫丈ですか?」
声をかけるとぶつかった勢いで、地面に転でしまったか少し低い位置から声が聞こえてきた。
「あ、はい。大夫丈です。 あなたは?」
お互いの位置がつかめず、声だけか頼りなのだが、こだまをするせいか、位置がつかめない。
「オレは大夫丈だけれど君倒れてない?」
「少し転んでしまったけど、なんともないです。」
声を聞いてみると、どうやら女のようで、声のトーンは普通より少し高い。
今まで男と同じように走ってきたか、息切をしている。
「そっか。なんともなくて良かった。
じゃあ、ここで。」
怪我をしていないことを確任すると、時間を無駄に使えないという風にまた一人で走りだすと、すぐに立ち上がって走ってきたのか女は追いついてきた。
「ちょっと、待ってください。」
一生懸命男の速さに合わせながら、話を続ける。
「……あなたも、知らない間にここに連れられてきたの?」
「……」
「ね、そうなんでしょ?気づいたらこの場にいた。」
何も答えない男に必死に答えてもらおうと問いかける。
しかし、男はだまったまま、どこに続いるか、出口がこの先にあるか分からないのに走り続けていた。
「ねえ、あなたもこのことに選ばれたんでしょ?」
一人だけ話続ける女は、聞きたいことがたくさんあるように読ける。
止まらない口を止めようと
「話ている暇があるなら、出口に少しでも近づける体カを残しといたほうがいいよ。
あと、オレ数人と一緒いるより、一人で進みたいから。
誰かといたいなら、他の人にしてくれ。 じゃーな。」
そう言い終わると、走る速さが少し速くなる。
「そんなこと言っても、私とあなた以外いないかもしれないし、こんな暗い所で、人と会えないかもしれないじゃない。
それに、こんな所一刻も早く出たいし。
だからニ人の方が・・・・・・。」
「それは君と同じように考えているよ。
でもな。誰だってここを一番に出たいと思うだろ?
つまり、人のことより自分を最優先 に考えた方がいいんじゃない?」
「確かにそうだけど・・・・・・」
男のそっけなく言うことはどこか納得いかず不満気だげ
ど、言い返せなかった。
どこまでも続く闇は、不安にしていくばかりなのだ。

こんにちは
夢無です。前置が少し長くなってしまいましたが、あいさつさせていただきます。
これから先、この男と女の人はどうなるのか。なぜこんな場所に来て(?)しまったのか。後々分かると思います。
ジャンルはホラーなので、下手だと思いますがどうぞこれからヨロシクお願します。
この場を借していただいてありがとうございました。
 
Page: [1] [2]
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.1 )
日時: 2011/11/19(土) 01:07:02 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

ただ、息切と汗だけが男と女の皮膚をつたって流れていき、体カもどんどんなくなって、限界がさらに近づいてきていた。
なんだかんだと、男は女と共に走り続けていた。といっても、勝手に女がついて来ているのことだけなのだ。
お互い無言で、一言もしゃべることはない。
男の“話かけるな”っといった雰囲気が語りかけてきて、とても声をかけれるような状態ではないのだ。
一つの足音だけがこだまをしていたのが女が加わっことで、二重に重ね合ってこの場の奥まで響いていた。
今、どこにいるのか知るために進むしかなかった。
しかし、女はとうとうカの限界がきたのか、ー緒の速さだったのか、いつの間にか少し後を走っていることに男は気づく。
「・・・何をしている?
そんな速さだと、置いていくぞ。」
何も言わずに、一人で行きたければ行けるのに知らない間に声をかけていた。
「・・・先に行っていいよ。
私はー・・・ここで少し休んで行くから。」
そう言うのが精一杯だったようで、あとは息遣いだけが聞こえた。
確かにこの後、自分がどうなるか分からないのに、ついさっき会ったこの女の心配をしている場合ではないかと考え、後向き声をけてたの前にもどすと、進もうとしていた。
しかし、今さっき会ったといっても、もう数時間は過ぎているだろうと思い、よくこの数時間、何も言わず自分に合わせて走り続けられたなっと思直すと、一旦足を止めて、女の位置を確かめるために声をかけた。
「そんな、情けないようでどうする。
君はさっきまで一人にならないようにオレの歩調 に合わせたんだろ?」
冷たい言い方だけれども、これが男なりの優しい声かけなのだ。
しかし、返事は返ってくることなく、男の声たけが響いて返ってきただけなのだ。
おかしく思い、離れた場所であろう所まで戻ってみようと思い、後を進んでみて、この場だと勘で考え、周りを探してみることにした。
だけれど、闇だけが覆いつくしているこの場で探してあてることはだいぶの困難で、手がかりがなければかなり
難しいことだ。
見つける方法として声をかけてみるものの、返事が聞こえてこない。
男の声と足音だけが聞こえてき手がかりが一つもつかめない。
壁によりかかって休んでいるのだと思い、手探りで壁の位置を確め、今度は女を探した 。
しかし、女であろう人の手ごたえはなく、ざらざらの壁をたださわり続けているだけだ。
本当にこの場で離れたのか考え直すが、とう考えても声が聞こえてきた位置から考えてみても、ここでしか思いあたることはなかった。
おかしいななどと思いながら、もう一方の壁を探す ことにしたー・・・・・・

広く、たくさんのキーボードをたたく音が止まることなく、聞こえてくる。
そのキーボードにたくさんの線が繋がれていて、いきつく所はどれも大画面なのだ。
大画面には、たくさんの人物画像と、情報が映しだされていて、知りたい人の人物像とその人の情報をクリックすると詳しく 映し゛される。
大きく画面を分けると三種類に分けられていて、ニつは普通に生活をしている人で捜索願いがだされていたり、何かの犯罪をおこしている人で特別なにかある時以外はほぼ、情報を見られることはなかった。
しかし、もう一つ、四角に囲われている人物は特別なことがなくても見れることはできる。
むしろ、映し続けていなければならなかった。
「No.0087体力の限界でゲームオーバーになった様子です。」
「了解しました。 情報を消します。」
「こちら、No.0054も体力の限界でゲームオーバーになりました。」
次々と脱落していく人の番号が伝えられては情報を消されていく。
しかも、自分の意志ではなく勝手に判断されてー・・・
「これが始まった時は1000人はいたのに・・・とうとう二桁代になってしまいましたね。」
少し距離があるが、隣に座ってキーボードでの情報をえる人に話をかけた。
「・・・そんなことを言ってるより手を動かせ。
まだまだ忙しいことは続くんだら。」
上司なのか、厳しい口調で言う
「あ、はい。」
と返事すると、また次々に脱落していく人の情報が流れていくー・・・

相変わらず続く闇に見つけだせれない人を探し続けている。
しかし、影も形さえも見あたない。
もしかすると、休んだふりをしてこっそり先に行かれたのか?
そんな考えが頭に浮かんだとともに、(クッソ)っと呟くと、今までの無駄にした時間を取り戻そうと、また走りだした。
まだ見えてこない出先へと・・・・・・。

* Re: 壊れかけたカケラ ( No.2 )
日時: 2011/11/20(日) 14:59:51 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

走り続ける男は、先程まで一緒にいた女のとを考えていた。
あれ程、歩調をあわせていたのはただ単に、オレを騙すためだったかと、くやしい思いを持ちながら進んでいく。
もし、この場所から技けだすことができて、あの女を見つけだしたらー・・・・・・そんなことを思っていた。
しかし、その考えも数時間経てば変っていた。
男は、まだ一緒に走っていた時、自分より足は遅く、無理をして歩調を合わせていたんだとその時には気づいていた。
しかし、いきなり消えて驚いたゆえに今までの考えが頭をめぐっていたのだ。
では、なぜいきなり存在が消えてしまったのか。
考えようとしたが、答えが出てくることがない気がしてやめことにした。
とにかく今はここを出ようその意思を先決にした。
無言で、何も考えないように走ろうとしていても、どうしても疑問に思えてならないことがあった。
あの女が言っていた(知らずにこの場に来ていた)っということだ。
始め、この闇だけが続く場所にいて、思ったことは(何だここは?)だった。
もしかしたら目隠しをされているから暗闇にいるのだと考えたが、目になにかあたる物はなにもなかった。
では、なぜ暗闇なのか。
それはこの場所が光にあたらない所だからだと、単純だけれど、それしか思いあたることはなかった。
じゃあ、なぜオレがこんな所にいなくてはなないのか・・・。
いくら考えても分からないままで茫然と立ちつくすしかない。
その答えを見つけるために光があたり、周りが見渡せれる出口であろう所まで向かおうとしていた。
しかし、どんなに走り続けていても、それらしき所は見つかることはなく、どれくらいの距離を走ったかさえも分からないのだ。
もしかしたら、この場にいるのはオレだけではないかという不安に駆られている時に何かにぶつかったのだ。
その何かは人であって女だったのだ。
自分一人だけではないと、分かったその瞬間に、今まであった不安感と焦りは少し和らぎ、ぶつかった相手に声をかけた。
位置が掴めないため、声をかけて確任するしかなかった。
その後、自分だけではないと分かったからにはあと複数 の人が同じ状態にあって、出口を探しているであろうと思った時、ここから出るのは限られているのではないかとまた焦りが出てきて走りだした。
ぶつかった女は、人がいたことに安心してしまって競走率があるかもしれない状態を理解しないのか付いて来た。
そして今の状況 を知りたいがために色々と話かけてくが、男にも分からないのに答えれるわけがなかった。
(逆に答オレが知りたいよ)などと思いながら女の動き続けるロを止めるべく、一言ロに出した。
男の言うことに納得はできてなかったものの、何も言うことはなくなっていた。
それから数時間、走り続けて、女は足を止めそれっきり存在を消されたかのように消えた。
消えた場所に隠し扉や、別の道があるような様子はなく、ただの壁ばかりが男の手は触っていた。
どこにも行けない状態でいなくなってしまったということは、バレないように先に行っつしまったということしか考えらないで、時間を無駄にしたとくやしさでまた走り出して、そのうち追いつくだろうと考えていが気配を見つけることはどんなに進んでもない。
いきなり連れてこられて、もしこのようなことをしようと考えた人はいったい何が目的なかがさっぱり分からないのだ。
もし出られたら、まずそのことと、他にもオレのような人はいたのかをを聞こうと思っている矢先にまた人の存在にあうこととなった。

* Re: 壊れかけたカケラ ( No.3 )
日時: 2011/11/23(水) 16:02:17 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

「いったいオレはどこにいるのか・・・・・・」
男はぽつりと呟くと立ち止まった。
疲れたと流れる汗以外、男にまとわりつけものはない。
しいていうなら、どこからか吹いてきている風が体を吹き抜き、どこかへ去っていく。
今まで走り続けてきたせいか、男の周りに熱い空気だったからその風は心地よいものに思えていた。
いつからこの場所にいるのか、どれくらいの時をここにいなけれはならないのか。
考えれば考えるほど気がながく思えて、男は一瞬頭痛で頭をかかえた。
途方もないこの道をずっと歩まないとならないか。
いつまでも見えない光を追い続けるのに疲れ、少しの苦笑をしながら軽く(ははは)と口に出した。
疲れが男を弱気にさせているのか、もう走る気になれない。
そんな彼を元気づけようとしているのか、穏やかだった風が急に強く、鋭く突き刺さってきて、押してくれているうだったが、男は歩く気にもなれず、ただ茫然と壁によりかかり、地面に座ろうとしていた。
すると、疲れからの幻聴か、かすかに奥の方から人の声らしきものが聞こえてきた。
男は空耳だと思いながら一応と、耳をすませてみたが、やっぱり幻聴だったのかなにも聞こえてはこなかった。
とうとう暗闇の中にいることで、孤独感からくる幻聴が聞こえてきたのかと、た軽く(ははは)と笑い、とうとう尻 が地につくその時に、足音が近づいてきた。
ああ、今度は人らしき物の気配を感じるようになったか。オレは本当に……
などと思っていると、復数の足音と、話声が男の前を通り過ぎようとしいた。
これは幻聴ではないなどと思い、声をかけると足音は止まり地面の砂をすりあわした音がして返事が返ってきた。
「そこに誰かいるんですか?」
認かめる口調で聞いてくる。
男は自分の存在を知らせようと声を出した。
「まあ、あなたも私たちと同じ状況なのですね。
それじゃあ、一緒に行きませんか?人数も多いほどこの場所から早く出られる方法が見つかるかもしれませんから。」
男は同意して一緒に行くことにする。
孤独だったことによる安心感がこの人達と会ってなくなったように思えた。
一つ疑間に思えたことを口にする。
それは一早く出会った女のことを知らないかと聞いてみたがそんな人には会わなかったと返えってきた。
本当に彼女は存在したのか・・・・・・分からなくなり、どか“ゾッ”っとするのが男を襲ったように思えた。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.4 )
日時: 2011/11/26(土) 21:02:14 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

ざわざわと言葉を発してはこの空洞に響いていった。
少し前まで、孤独という空間にいたせいか、この人の声で安心がてきている。
人いうものは、自分一人だと思いこんでいる時はそこから一速く出ようと焦るものだけど、たった一度の出会によって、人がいるからとなじんでしまうとた一人になることは怖さに思えてしまうのだろう。
そんなとを考えながら周りの人と行動していると、ある人が話かけてきた。
その人の姿はもちろん闇の中の声として聞こえてくるようなのだ。
「あの、さき程から声が聞こえないのですけど、居ますよね?
私達、ただ一つ情報交換できるすべは、こうやって話をするってことだけですから。」
隣で並んでるのかすぐ近くから聞こえてきた。
「あ、はい。あなたもオレの姿は見えないんですよね。
こうやって話すしか。」
もし、ここで足を止めてしまったら、誰も気づかず去ってしまうんだななどと考え、止めることはてなかった。
この人達にとって、自分も存在がなくなったように消えてしまうのはごめんだからと後を続く。
「ところで、なぜ私たちはこんは場所につれてこられたのだろう?」
誰もが疑問に思うことだろう。
「私、つれてこられるようなことしたかしら?」
誰に答えを求めているのか分からないため周りの人達はそれぞれ自分が思っていることを口にする。
男も、この場につれられてくる前、普通に生活をしていた頃のことを思い出してみるも特別悪いことも、変わったことも、人並をはすしていたこともなく、ただ人が生活をしていくことで心要なことだけをしていた以外、思いあたることはない。
足を進めていくことによって、話も進んでいく。
「私は、普通に暮らしていた時はちょっとしたお店をしていました。」
「あら、そうなの?どんな店を?」
「人にアドバイスをしながら作っていく服とかカーテンとかテーブルかけなど……。」
「布をあつかった店だったのね。」
「はい。
とても楽しかった。」
「僕は、小さな喫茶店をしてました。
そんはにお客さんはこなかったけれど、それなりにやっていけてはいました。」
それぞれ、何をしてきていたのか口々に話をしていく。
男は周りの人と少し違い、普通にサラリーマンをしていた。
皆、そんなに売れてたりはしていなかったが、そぞれ好きなとをして過ごしてきいるようで、男には羨ましさが感じられていた。
「あなたは何をしてたのですか?」
隣からまた声がかけられる。
「オレはー……普通のサラリーマンですよ。」
「サラリーマンですか。やっぱりお忙しかったですか?」
「まあ、それなりに。
でも、オレとしてはやりがいがありましたよ。」
「そうですか。
良い仕事についていたのですね。」
「ええまあ。」
たわいない会話が続けられ、空洞は反射をくり返えし、響いていた。


あいかわらず休みなくワープロ音は続く。
人々の顔は画面上に写しだされては背景が赤くなるとバツの印しが出てきいた。
「004番、ゲームオーバーを確任できました。」
「030番もゲームオーバーです。」
「026番もです。」
画面と共に、番号も次々とゲームオーバー報告がされいく。
次々に亡くなっていくのをだまって見いる人がいたー…・・・
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.5 )
日時: 2011/12/01(木) 23:12:32 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

にぎやかに、声が行き来していた。
いったい隣で話しをしている人達は誰なのか、まったく想像ができない状態で互いに行動をしていた。
休むことはないこの会話は、自分自身がいなくならないようと保とうとしているからでもあった。
互いに存在を教えあって、安心感を得ようとしていた。
「いやー、こんなに真っ暗らな場所に長くいたことは今までなかったよ。」
「そうですね。ある意味、貴重な体験かもしれないね。」
怖わさからくる不安感を消そうと、皆明るく会話をしていた。
「確かに、ここを出ればう二度としないでしょうからね。」
「ははは、したくはないですよ。」
楽しそうに話しては、時々途切れ、また誰かが話を始めるっといったことが続いていた。
男も、そのー人だが、話の話題をフルことはなかった。
周りに合わせ、できる限り この不安感を振り落とそうとしていた。
「しかし、いつまで続くんでしょうね。この暗さ。」
「い、目が慣れてしまったかもしれない。」
「あー、確かにそうだ。
長く暗いいると慣れてしまいますよね。」
ははは。っと高く笑う声はー番反響が大きく、返ってきた。
奥から奥まで、反射して、どれが新らしく発っした言葉なかが、分からなくなりそうだったが、皆しっかり耳を向け、会話をするため、見失うことはない。
時折、涼しい風が耳をかすめて、分からなくしようとはしていたが、それに負けるかと、しっかり耳をすませていた。
ただひたすら歩くだけの道、しかし少しずつ体カは減っていき、疲れをだんだんと感じられていくのがそれぞれ分かっていた。
だけれど、誰もそのことをロにせず、明るく楽しそうにしながら、道を進めていった。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.6 )
日時: 2011/12/04(日) 22:22:48 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

忙しそうにキーボードの音は鳴り続けている。
あいかわらず画面上に表示される人の顏は背景が赤くなると、ゲームオーバを指していた。
次々と自動にゲームオーバとされる人たちの情報も消されていっていた。
「・・・・・・やっぱり、人間というものは闇の中に長くいさせられると、弱気になってしまうのでしょうか?」
写じされる情報をながめ、ー人言のように言う。
想像していた以上の早やさで、脱落していくのに、驚ろいた表情をしている。
まだ、人数はそれなりに残っていて、まだ続くだろうこのイベントの監視をしている側でも、所かあった。
「オレ、最後までここで座ってられるか分かりません。」
そんな弱気なー言をが耳に入ったのか険しい顔をしながら上司であろう隣の男は画面から顔を離さず言う。
「ここの立場であるオレたちが、それな弱気なことを言ってどうする。
暗の中に入れられた人たちのしんきょうを考えれば、そんなことは言えなくなるだろう。」
上司のー言に、確かにもし、自分がこの暗の中の人になっていたとしたら、心ろぼそくていつ出れるか不安になっていて、すぐこの画面上に赤<記されていただろうと、男は考えていた。
しかし、暗の中でなくとも、こう脱落していく人たちを見て、消していかなければならないこの立場でも、そうとうな辛さがあった。
いったいこれを思いたち、始めた人は何を考えているのか、男には理解できないでいた。
いや、理解したくないと、いった方が正しいのかもしれないなどと思っている。
上司以外にもまた、数十、男と同じく画面の前で、カタカタと、キーボードを打ちながら、情報を眺めている作業をしていた。

永遠と読く、この暗に、もう出ロはないのではないかと諦めている人が何人かいた。
しかし、諦めたところでこの後どうなるか想像がつかない故に、歩き続けるしかなかった。
にぎやかに会話がされていたのも、もう数時間前で、皆疲れのせいか、ー言も交わすことはない。
ならばなぜ皆ー緒にいるのが分かるのか。
それは言葉が発っせられなくなったからりに足音が暗の中を 響いていたからであった。
足の速さも、徐々に遅いくなっていき、今にも止まりそうだが、なんとか動かし進んでいる状態なのだ。
しかし、足音はーつではなく複数で響いているせいか、どれが自分のなのかが分からないのだ。
そのため、自分は進でいるのか・・・・・・止まってしまったのか判断ができなくなっているぐらい疲れは彼らを覆いつくしている。
しかし、ほんの僅かでも、光がさす場所へ近づこうと足音がやむことはなかった。
もう誰が鳴しているか分からなくても、響いていれば進んでいるのだろう誰もが思い、それによって安心感がでていた。
そして、男もまた、自分のか分からないが、足音がやまない限り、自分は進んでいると確信を持っていた。
また、当分やむこともないことに信があった。
しかし、始めに会っただろう女は、どこへ消えてしまったのか、なぜか男には気がかりでならない。
いつまでも行き着くこともないだろう疑問は、この場を出られたら解決するのだろうかと考え、解決するためでも、暗からでたいためでも、歩みを止めず進んでいくのだ。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.7 )
日時: 2011/12/04(日) 22:36:39 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

すみません、誤字で、

(写じされる情報をながめ)

(写しだされる情報をながめ)
で、
(まだ続くだろうこのイベントの監視をしている側でも、所かあった。)
の所を
(まだ続くだろうこのイベントの監視をしている側でも、きつい所があった。)
あと、
(上司以外にもまた、数十、)

(上司以外にもまた、数十人、)
あと、
(それは言葉が発っせられなくなったからりに)

(それは言葉が発っせられなくなったかわりに)
に訂正します。
誤字が多くて読みにくい部分があると思いますが、もし読んでくださっている方がいらっしゃっいましたら、最後までお付き合してくれたら喜しいです。
誤字が多くて本当にすみません。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.8 )
日時: 2011/12/09(金) 17:51:40 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

男と話をしていたであろう隣で進んでいた人の足音が、聞こえてこないような気がしていた。
もし、話が途切れたとしてもどちらかがまた話題をみつけては話を続けていた。
この繰り返しがとうぶん続けられていたが互いに疲れの故に途切れていはたが、まさか足音までもが途切れるはずはないと、また声をかけると返ってくるにちがいないなどと確かめるため話かけてみるが、一言も返ってこない。
また突然消えてしまっては困るとなんとしてでも居ることを確認しようと、相手の方へ近づいてみた。
徐々に近づいているだろうその人にぶつからないよう気をつけてはいたが、肩にぶつかる衝撃がある。
「すみません。」
と言いつつも、居なくなったのではないという安心感があった。
しかし、その安心感は声によって薄らいでしまった。
「私は大丈夫ですよ。長い合、歩いたからきっとその疲れのせいでしょう。」
あきらかに、人、ーつ文空いた距離を歩いていた人の声であった。
男は驚いて、その人の話しを聞き逃がしていた。
「……あの、あなたは大丈夫ですか?」
返ってこないことに心配をして、聞いてくる。
少し間をあけ、なんとか答えるが、動揺がみられた。
「だ、大丈夫……ですけど、オレたちの間に人、居ましたよね?」
「え、そ、そうでしたっけ?」
男の質問に答える人まで動揺をしはじめる。
つい数時間まで、ー緒に話をしていた人の存在が消えていく。
このことに男は焦りと不安、そして疑問を感じていた。
男の周りだけでな、それは他の人達にも同じことが起こっていて、それぞれが今までと違った不安を感じはじめていたのであった。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.9 )
日時: 2011/12/14(水) 22:26:07 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

不安を持ち続けながら、それでも進んでいくしかないこの道は、暗闇だからという理由だけではすまなくなってきていた。
いったい、今まで居たはずの人達が消えていっていることに気づき始めているのは男だけではなかった。
前を歩いている人までもがその不安にかりたてられているのだ。
もし、ー緒にいた人が、立ち止まっていたとするならば、その後を歩いている人が気づくはずなのだけれど、それがなく、皆ぶつかるはずないことは、違う所にいたか、透明になったか・・・・・・消えてしまうかのどれかしかい。
いや、他にもなにか法方があるのかもしないが、今、考えられることはこのことしか男にはないのだ。
少し、周りが不安になり、ざわめきはじめたときに、男はなんとか安心させようとあれこれ考えてみるが、彼自身、周りと同じで、思いつく言葉はない。
それでも、なにか頭に浮かんだことを口にだす。
「皆さん。今、気づかれているとは思いますが、隣にいた人達がとつぜん消えてしまったという人もいるとおもいますが、ここは不安になるのは分かりますが、とりあえず今、居る人達でも、一緒にこの場所から出ましょう。」
男は、めえいっぱい不安を消そうとそう言ってみたけれど、当然、それに賛成する人たちばかりではなかった。
「じゃあ、あなたが言うには、今までー緒に出うと言って、消えてしまったら放っておくってことですか?」
「皆でここを出るということは、今までいた人も入るでしょう?」
確かに男も、そう言っいる人たちの言うことは正しいと思ったが、しかし、この何も見えてない、ましてや足元すら見えないこの状況で、どれくらい減ってしまったか分からない人たちをどうしたら見つけられるのか、方法はないに等しい。
「皆さんが言いたいことは分かりますが、こんな闇でどうやって居なくなった人を深すですか?
それより、まだ居る私たちでここから出て、明るい場所に出た方がいいでしょう。
それに、もしかすると、ここを出た場所にいるかもしれませんよ。」
もしかしたら、また会うことは不可能なことであるかもしれないが、それよりはまたこの先に居ると思った方が望みがあるとそう言う。
男もまだ、少しの間しかー緒にいられなかった、声だけしか知らないその女の人が今どこに居るか分からないがまた会えると自分に言い聞かせ、前へ進んできていた。周りの人たちもまたこの闇の中を歩いてきた人と会えると希みを持ってここから出ようと声をかけ、とれくらいの人たちが消えたか確認できないまま進むしかない。
このことで、嫌だななどと、つぶやく人が出てきていた。
きっとこの場に明かりがみえているとしたら、皆が不安をかかえた顔をしているだろうと考えが頭に横こぎり、自分もしているのだろうと、苦笑している声が小いさく、(ははは。)と口から出ていた。
もし、最初に考えていることが当っていれば、このー緒にいる人たちを互いに差し押さえて、ー人しか出られないのかと思うと苦痛が全体を走り、嫌気が出てきていた。
ここで、もしゲームとして行われているとしたら、リタイアをする人が何人出るのだろうか。
そして、男もそのー人になるのだろうなどと考えながらまだ残っている人と共に、歩いていた。
今度は明るい話声ではなく、所々から嫌になっいるなどと、弱音をはいてる人の声が聞こえてきて、男も同感をしていた。

人の数がだいぶ減っていることを映しているパソコンの画面上に、カウントされている場所が隅に表示されていた。
この意味は監視をしている人たちにも知らされていなかった。
ただ分かることは始めに表示されている数よりも大幅に減っていることだけなのだ。
初めから監視をしていた男は、それが何かを気にはしていたが、聞いてはだめなものなのかとずっと黙っていた。
しかし、とうとうその表示されている数が、一桁になっていることから長く疑問に思えていたことを口にだすことにした。
「・・・・・・ずっと気になっていたのですけど、このパソコンの隅に表示されているものって何ですか?」
その場所を指しながら聞いてみると、
「そこは、次の段階にいくまでを指していると聞いたけれど。」
「次ってことは、もうこの情報を消さなくてもよくなるんですね?」
「いや、オレたちはこのままだけれど、今、こうしてパソコン上に映し出されている人たちの場所が変わるとか・・・・・・変わらないとか・・・・・・。」
曖昧な返事を返すとまた、いつものようにパソコンを見つめていた。
質間をした男は、全然分かっていないようで、首を傾けながらこれ以上は聞いてはいけないと、そのままパソコンへと目をやった。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.10 )
日時: 2011/12/23(金) 23:01:59 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

冷静にみえる少し年をくっているその男は、パソコンに集中していて画面
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.11 )
日時: 2011/12/24(土) 00:06:14 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

すみません、間違って「返信する」を押てしまいました。

冷静にみえる少し年をくったその男は、パソコンに集中していて画面から目を離さずに見ていた。
顔からは読みとれないが、焦りが男の中に表われていた。
始めのうちはすごいスビードで人数が減ってきていたが、少なくなったからなのか、体力がある人達が残ったからか、その速度は落ちていた。
また、次に脱落をしていく人はいるだろう、その思いから顔に汗が流れ落ちてきていた。
もちろん、これが終わるときがいつかは来るだろうとは思っているが、それはいったいいつになるのかは予測ができない。
十分すぎる人達が脱落していって、今はほんのわずかしか残っていない。
その人達もいつかはゲームオーバになってしまって、消えてしますのかと考ると、早く終わることを願っていた。
いくつかの男の画面に個人の情報が並べられており、その中に一人の女性が映し出されていた。
当然、彼女もこれに参加させられており、いつ脱落してもおかしくない状況におかれていた。
彼女の体カと、強い精神力を持っているよう願ういながら見守るしかなく、残り続けるように願っていた。
しかしまた、人数が示されている数はーつ減り、その人が違うと思いながらそくざにその人物を見てみると、人違いなことを知ると、ほっと安心をするが、まだ気は技けれないのだった。
この画面上にいる人達が、皆脱落してしまわないと、終わらないのかと深く考えていると、側で作業をしている人がまた呟く。
「もうほんの数人しかいないのに、まだ続けるのでしょうか。」
彼はもう嫌だというように後に腕をまわしながら見てる先はかわらずにいる。
そんな彼を横目に、もし彼女が脱落をしてしまったら彼に頼もうと考えていた。
「・・・・・・なにか目的があるのだろう。」
「その目的ってなんでしょうかね。」
「それは分からないけれど。
だけど、もう数少ないんだ。きっともうすぐ終わるさ。」
どこにもそんな根拠はないが、そう言い、思わなくては彼自身、精神がもたないように思えていた。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.12 )
日時: 2011/12/27(火) 19:27:22 < softbank126110071163.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

今、彼の周りにはいったい何人の人が居るのだろうか。
男は見えない人の数を探っていた。
こんな不安な所だからこそ本当のことを知ろうとしていた。
足音がやむことはないが、少しずつ減ってきていることは確かなことなのだ。
時折男は話しかけると、声は返ってきて存在していることを確認できると安心をしていた。
しかし、今まで大人数で歩いてきていて、大きく響いていた音は小さくなっていた。
そのことに周は不安を持っていることがその場の空気が知らせている。
次に消えてまう人がでる前に、ここを離れようと足を知らずに速めてしまって、ーつの足音しか反射していないことに気づいた。
これは足を速めたせいなのか、それとも・・・・・・その先を考えないように首を振ると、来た道を振り返ると、歩きだした。
なるべく早く逸れたのならば合流しようと急ぎ足で戻っていた。
しかし、いくら戻っても人の気配はとれず、続く闇だけが男の周りを覆い尽くしている。
冷たい風だけが吹きぬけているこの場所で、男の顔に、ーつの汙がゆっくりと落ちてきていた。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.13 )
日時: 2012/01/06(金) 00:28:14 < softbank126110071013.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

男は、変わらず暗をさまよっていた。
本当に来た道を辿るっているのかが、だんだんと分からなくなっていた。
進んでいても暗、後を向いても暗。限りなく続いている状況をどうすれば把握できるのか、その方法を見つけることができないと分かっていても探し続けていた。
とにかく今までー緒に歩いて来た人と合流すれば、なんとか理解ができる方法が見つかるだろうと、足を急がせていた。
確かに来た道を通んでいると、自分に言い聞かせふりかかってこようとしている不安を取ろうとしていた。
道順は正しいか、途中で曲がり道はなかったか、壁に手をつけて進んでゆく。
目からは周りが見えなくとも、手やなんとなくだがその場の雰囲気が男に知らせてくれるものがある。
男は手をつけたまま歩き、間違ってないはずの道を進んでいるはずだったが、まるっきり人の気配を読みとれることもなく、話し声も、靴の音でさえ自分のものしか聞こえてこない。
いったい、までー緒にいた人はどこへ行ってしまったのか。
なぜ同じ道を歩いているとしたら会うことがでないのか。まったく理解ができない。
この場所に来てから、疑問だけが増えてゆき、解決ができたことはーつもなかった。
焦っているせいか、涼しく吹き抜いているはずの風が生暖かく、まとわりついてるような感じを受けながら進み続けていた。

「あ、ー人の人か逆を行っています。」
パソコンが知らせてくる個人の情報が映し出し、合図が送られてきていた。
知らせに気づいた男は、近くにいる年配に言おうとしたが、彼は厳しい表情でパソコンを見ていた。
作業に集中してるんだろうと、自分の場所に戻り、どうなるのか見ていることにした。
残っているその人物と居場所を表示されている画面で、ただー人だけを見続けているわけにもいかないが、逆に進んでいる人が気になり見続けていた。
人物情報に名前が書かれていた。
井川 孝弘 会社員と書かいてある。
詳しいことはー切書かれておらず、知ることはできないでいた。
「そっか、この人の名前井川というのか・・・・・・」
独り言のように呟くと、男の口が少し斜めにして、笑っていた。
今でにないことが今、起っていてなにか面白いことがおこるのではないかと、心が躍ってるように思えいた。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.14 )
日時: 2012/01/06(金) 00:50:58 < softbank126110071013.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

それぞれの持ち場でパソコンを通して暗闇の中を探っている中、ある男はキーボードの近くに肘をつきながらパソコンを見つめていた。
その表情はニヤついていて、何かに期待をしているように見える。
色々な所から、その場にいることを知らせているパソコンを無視、あるー人の男、井川という人を集中していた。
どんどんと進んでいくその道は、前に向かっているわけがなく、逆の道を歩いていく。
眺めている男は、なぜ井川がそう進んでいるか事情などとうぜん知らず、その先この男がなにをしてくるのか目を光らせながら見つめていた。
井川が行く道に人はいない。
ただ、彼の居場所だけを教えるように情報は映しだしていた。
今まで、何十数人という数の人の処理をしてきて、こんなに胸がはずんだことはなかった。
喜しそうに彼を見続け、この先になにかあるとしたらそれをやってすれるだろうと期待をしていたが、突然作業をしている場所が大きな音が鳴りだして、なにかを知らせ始た。
パソコンには(危険なことが発生。ただ今から全員集中せよ)と書かれていた。
ー気に目が集まったのは、やはりあの彼なのだ。
今まで楽しそうに見ていた男は、舌打ちをして、すぐに対策を考えるフリをした。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.15 )
日時: 2012/01/11(水) 23:43:44 < softbank126110071013.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

パソコンの画面には“注意”と表示されている知らせのようなものが何度も赤く染まりながら繰り返されていた。
ことの重要なことを教えているように監視をしている男には見えた。
それに加わり、耳障りなほどの警報が大音量で鳴っている。
今までになかったほどの大きさで、周りの監視役達も驚いているようにざわつきはじめた。
その警報の元の監視が誰かと分かり、男に近づいてきた大柄の男は、少し服装が違い、制服ではなく、豪華な服装をしていた。
たぶんここの責任者で、そうとうな金を持っているにちがいないとー目見ると男は思っていた。
威厳を表わしているのか、顔の真ん中に上向きなカールがされている髭が生えるていて、少しばかり恐い顔で睨み、男を見下している。
「・・・・・・おまえか。この警報を鳴らさせたのは。」
あい間が少し空くと、責任者であろう男は尋ねてきた。
男は、あまりにも大柄な男なせいか、ビビり、答えることがでかずに口を噤いていた。
なかなか返事が返ってこないことに余計に怒り前に聞いた時より一回り大きく、同じことを尋ねる。
その声に恐れながら、なんとか小声で答えた。
「あ、はい。これが鳴った原因は僕です。」
「ならばなぜ、鳴っる前に知らせがあっただろうに気づかなかった?」
「それは・・・・・・」
どう答えれば良いのか分からず、あれこれと考え、なかなかまとまらないからと、頭に浮かんだことを言う。
「それは、僕にはまだこれの操作が慣れてなくて、どう見れば良いのか分からなかったのです。」
ロからでまかせを言う男は、なんとか答えを言えてよかったと、心の中でほっとしていた。
しかし、責任者である男は、そのこを聞いて表情を緩めることはなく、あいかわらず睨み続けていた。
「そうか。ならばこの作業にむいてはないな。誰か他の人にやってもらうことにするか。」
この監視役を始めてから、ずいぶん長いことしてきていた。
今までは脱落してしまった人のデータを消して、残っている人の様子を見ていくっといった作業をしてきて、簡単なことといってしまえばそうだけれど、人のデータを消していくっということはだいぶ大変なことだったのだけれど、人が減った今、ようやく違った行動をして、これからなにか面白そうなことが起こりそうな所まできたのに、外されてしまったらこのワクワク感がどこかへいってしまうことになる。
責任者である者からの言葉を聞き、慌てるように言い加えようとまた頭を動かす。
しかし、もう責任者は話が終わり、外すと言い終わると、違う人を付けて今の人は“例”のようにしてくれと、この場を去うとしていた。
それを止めようと男は言葉を口にする。
「待ってください。まだ機械に慣れていないで、このうなことを起こしてしまいましたが、ようやく慣れてきたことも確かで、これからは絶体にこのようなことはしません。だから、もうー度チャンスを・・・・・・」
後ろで腕をを組む姿で男の言葉を聞いてた責任者は、また出口に進み、これ以上の話はないと後ろ姿が語っていた。
そして、出ていくと男はつかまるなど思い、あの後井川はどう行動するのか終わりまで見れなかったことにがっかりし、肩をおとしていた。
周りの作業員は、なに事もなかったようにまた椅子に座りいつもの様にしていた。
男はー人、いつまでもつかまえに来ないことに不思議に思いなから立っていると、近くに座っている中年の人が“早く自分のパソコンに向え”と、厳しい 言い方はしていたが、その中に安心感も混ざってた。
男は状況が読みとれないまま自分の席へと向かう。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.16 )
日時: 2012/02/06(月) 03:40:57 < softbank126110071013.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

汗と焦りが覆い尽くすように男にまとりついてくる。
払いのけても、何度も彼に被さり、離れることはない。
クソっと小さく呟いてみても、この状況は変わることはけしてない。
むしろ、そう呟くことによってこの場がいくらでも広いということを知らせるように思えていた。
ざらざらとする壁からは、少量の粉がパラパラと落ちていく感触を手から感じ取り、砂壁なのかとどうでもいいことだろうことまで思い浮かんできていた。
すでに男の頭からはこの場所から脱出することを考えることはなくなっていた。
存在していた人たちがどうしていきなり消えてしまったのか、そのことが頭を支配していたのだ。
しかし、いくら考えてもその答えは出てはこないことによって、段々と頭が混乱と似たような感覚になってきていた。
道を引き返してきているはずなのに一緒にいた人たちと接触する気配はまったくなく、本当に存在していたのかすら分からなくなってきていた。
今まで走ってきていたせいか、体力は付きそうになっていて、歩くことですら辛く思えていた。
「どうして俺はこんなことに…」
真っ暗な場所に来てから、もう何度この言葉を言ったことか。
数えている余裕などなかったから分からない。
しかし、数えていなくても何度と発したことは確かだと男は分かっていた。
壁から一度手を離すと、男の胸付近に近付け、明りがもしあるとするとそれは泥が万弁についているだろうと感覚だけで手を目の高さまであげてみる。
しかし、この闇の中で手の存在が見えることなく二つの距離にあるのはひんやりと冷たい空気だけだ。
手をみることはできないが、動かして握りしめることはできる。
ありったけの力で手のひらを握ってみると、肌と肌の間でザラザラとした感触がした。
人間が光なしで闇に勝てることはないと彼自身想い知らせれていた。
そう考えてみると、光の元である太陽は壮大な威力をもっているのだと今になって男自身が実感している。
いったいどこをどう行けばいいのか…疲れたその体を壁によりかけさせ、また果てしない出ることは低い確率の問題に頭を抱え考え始めていた。


つい先ほどまで大騒ぎになっていたこの場は、驚くほど今まで道理になっていて騒ぎを起こした男は驚いていた。
左右隣を見てみても、パソコンを見つめながらなにかの作業をしているようで、キーボードをカチカチと鳴らしながら指を動かしていた。
一番近い席に座っている年配の男も、周りと同じく相変わらずパソコンを覗いていた。
ただ違う行動をしているとしていたら、手を動かすことなく、ひたすらに画面を見つめていることだ。
脱落した人はいなく、作業をしなくてよい状況ならそれはそれで喜ぶべきなのだけれど、どうも彼を眺めていると今まで通り真剣な顔で仕事をしているが、どこか張りつめたような表情をしているように若い男は見えた。
どうしたのか聞いてみたいが、たった今、騒ぎを起こしてしまった自分には、言葉を口にすることは許されないのではないのかと、言いたいことを喉の奥へと押し込め、自分のすべきことに打ち込むことにした。
残り人数が10人を切っていることをパソコンの端に表示されている場所で確認をとると前見たときよりだいぶ減っていることに驚いた顔をしてしまっていた。
しかし、周りは無言でただこの場で響いている音はキーボードを打つ音しかしてこない。
彼もだまって自分のすべきことをしようと表示されている人物に目を移しながら、情報を読み込んでいた。
予想外の行動をしている人を見つければ、パソコンで防ごうと壁を加えたり違う方向へ誘導するように角を作ってみたりして、できるだけ協力をするようにみせていた。
だけれど、彼には一人気になる人がいた。
今までは前へ進んでいた男が後戻りを始めたあの男だ。
あの騒ぎから彼の担当をはずされはしたけれど、人物情報は変わらず映し出されている。
今、どこにいるのか。
何をしているのかなどが分かり、彼一人はなんとかあの場を脱出できるのではないかと若い男は考えていた。
もしできたとしたら、その時点で今行われていることは終了され、こんなことをしなくても済むことになる。
一刻も早くそうなって欲しいと思ってはいるが、脱出できた後にもまだなにかあるかもしれないそれで失敗してしまったら意味がないと思い、ないことを願っていた。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.17 )
日時: 2012/02/11(土) 23:35:21 < softbank126110076207.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

「ははは……」
そんなかわいた笑いが男から出てきた。
目を瞑ったことで、やっぱり暗闇が彼を覆い尽くしてくるが、目を開いていても状況は変わらない。
道を進もうと思っていても、進んでいるのかすら分らない。
いったい今は目を開けているのか…、それとももしかしたら瞑っているのか、それも男には分らない。
回りの空気が穏やかに流れていることに男にとって苛立ちがでていた。
彼の脚からは少しずつ力が抜けていくのを感じ、地面へ吸い込まれるように体が下へ下りていく。
どんな所にいるのか分らないまま、この場所で留まっていることを彼は選んだのか。
どんどん地面に向かって体は下りて行き、もう立ち上がることに疲れたと座りこもうとしていた。
ここで座っていれば、きっと誰かが通りかかるだろう、それを待てばいい。
そんな安易なことを考えながらしゃがむ。
なんとなく地面に体を付けるのはどこか抵抗があった。
しゃがんでから数分経つと、必ずそれがやってくる。
足の神経をマヒさせ、全体がピリピリとした感覚が襲ってくる。
男にとって、これは小さい頃から嫌っていたが、それを避けるために地面に座るっということはもっと嫌なことだった。
そのためなにかの行事が外で行われることは大体風邪と偽り、避けてきたのだが、今回は避けることもなくいっつの間にかこの場所にいたということから始まっていた。
これは誰かが開いた行事的なものなのか…それとも自分で望んでやってきたことなのか。
それとも本当は幻覚で、実は暗闇にいるのだと思い込んでこの状況に陥っているのか、どれか正解の答えはあるか考えていた。
もしなかったとしたら、じゃあこれはなんなのか。
逆に答えを訪いたくなる感情が出てきた。
しかし、いくら答えを求めたところで、答えてくれる人物はいなく、それらしい物もが身近にあるとしても見えはしないのだろうと男は虚しくフッと苦笑いを漏らした。
考えたところで虚しい思いにしかたどり着けないのだろうと男の中で出たところで、体力は少し戻ったと思い込むとまた立ち上がり、足全体に感じていたピリピリとした痺れは温かいなにかに一斉に変わり、元のなにもない感覚へと戻っていった。
「さて、行くか。」
ポツリと独り言を呟くと、手の平を交差に重ね汚れを叩くと、一歩また歩き出した。
方向など考えず、ただ今頼りになる動かす体と手、足の感覚、耳から入ってくる音だと思い、体が向く方へ進もうと彼は考えていた。
歩き出したと同時に、進んでいる合図となる音が響き、跳ねかえるを繰り返し、その場で反響している。
その音は広がると共に、彼と一緒に進んでいるように感じた。
手がかりになるものは何一つなく、光ですらないこの状況はこの場にいる数人にとって絶望しか与えることはないのだ。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.18 )
日時: 2012/02/18(土) 22:34:14 < softbank126110076207.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

顔をいくら動かしてみても闇だけが映しだされる。
そのこのはもう嫌だというぐらいに分かっているはずだがやっぱりどこかで違う光景はないかと探していた。
男は取りあえず体が動くままに歩き進めていた。
靴の音以外にも土が擦れていく音までもが混ざっていた。
土の塊がほぐれて砂へと変わっていく音はどこか心地よくテンポがいいように思えていた。
しかし、それはいつまで続くのか、それが男にとって気がかりでならない。
もしかすると、ある時点でいきなり砂利道から池に変わってしまうかもしれない。
または普通のコンクリートで作られた堅い道に変わってしまうかもしれない。
そんな考えを巡らせながら進んでいく。
この場所にきた時には、脱出することしか頭になかったが、彷徨っている間にさまざまなことを頭で考えるようになっていた。
考えることによって、この闇から抜け出せれるような思いがあったからかもしれないが、思いだけでは抜け出せれないことを今、実感させられていた。
ふわっと優しいかぜは男の周りをめぐるとすぐにどこかへ吹きぬけていく。
男はそのことを一瞬気にするが、すぐにまた歩み始める。
今、男に教えてくれるのは感覚だけ。
それを使いここから出ようと男は考えている。
出口へと繋がるものが必ずどこかにあると信じてみようと手に力を入れて壁のちょっとした何かでも分かるようにしてみる。
相変わらず砂の感触が手に伝わってきて、ザラザラとなんとも言えない触り心地だが、それを離してしまうと手がかりを失いそうな気がしてしっかりとつけたまま進んでいく。


機械音がただ響き続いている小さな空間となっている部屋には、部屋いっぱいにパソコンが設置されている。
そのパソコンの中心となっているのは大きなスクリーンでパソコンから送られている情報を元に表示されていた。
四つずつに分けられて設置されているパソコンには、それぞれの担当とされている人物の情報を整理しながら眺めていた。
多くいた人数もだいぶ減ってきてしまったせいでしなければならないことが増えていた。
一グループに置かれた男もまた画面を眺めては作業をしなければならないはずだが、ある一人の人物が気になりあまり捗らないようだ。
机に肘を付け、ただぼーっと眺めているだけで、手が動いてはいない。
「おい、どうした? 作業が止まっているぞ。」
隣にいる年配の男が厳しい口調で聞いてきた。
それに答える気が起きず、顔を頷かせその場はやり過ごすことにした。
隣の男はおかしいというような表情をしつつも、また画面へと目を戻す。
残りの人数を確かめてみると、変わらず記されていることに安心感を持ちながらまた色々と各人物を調べつつ人数確認していく。
少し離れた場所には、別の作業をしているグループがいて、その人達もまた平然とこなしてはいくが、それぞれに悲しみや悔しみ、または安心した表情をしている。
悲しみを表しているの人の前には一人、背景が赤くなりバツの印がさている人物が表示されていた。
それを見つめながらぐっと険しい表情をしつつ目には涙のような水滴がため込まれていて今にもこぼれそうになっているが、それを維持しつつ手ぐっと握りしめていた。
その様子を同じ位置で手を動かしている人は心配そうに見つめていたが、声をかけられる状況じゃないと作業を続けていた。
赤くバツがつけられたそれを削除しなければならないが、ためらいがあり出来ないでいた。
次々に同じように表示されてきた情報も出てくるが、目の前に出ている人物によって止まっているのだった。

変わらず同じ格好を続ける男は、変わらず同じ男を眺めていた。
今は反対方向に進むことはしていないが、進んでいる方向が乱れているように思えていた。
始めは真っ直ぐと進んでいたはずだが、いきなり曲がって進むこともあり、後ろへ戻ることもあるようだ。
まったく光が差さないという条件のはずなのに彼はどうすれば良いのか理解しているような行動をしているように見えた。
それが正しい道なのかは分らないが迷わずそれを繰り返しているとろを見るとそう思えてきていた。
いったいこの井川という男はどこへ行こうとしているのか分らないが奇妙な動きをしていることだけは分かる。
井川の担当からはずされてしまったために詳しいことはあまり分からないけれど、何かを考えてこういう行動をしているのではないかと思い眺めていた。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.19 )
日時: 2012/02/22(水) 00:53:06 < softbank126110076207.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

作業室から少し離れた場所に、大きい二つ扉が出迎えてる。
それは別に飾り気もなく、ただ黒色に塗られたシンプルなものだ。
そこを超えると、広い部屋が現れて中央には銀色で飾られ、足の付け根にはライオンらしき動物が彫られていた。
その机に両肘をつけ、指を重ねながら目まぐるしく動いている画面を静かに眺めていた。
指にかかる息は鼻の下に生えているりっぱな鬚が跳ね返り少し揺れている。
作業室から送られてくる情報を眺めていると、残っている人数をただただ眺めていた。
数が少くなるとを待ちわびているうに目を見開いていた。
瞬きもあまりしないせいか、目の周りは乾き始め、しみる感覚が起きるはずだが、そのことに気にもとめずに続いていた。
あと少し…あと少しで…そんな思いを持ちながら、次なる道への期待が高まっていた。
しかし、ある所まではすごい数が減っていたが今は同じ数字だけが表示されていた。
変わらないそれに少し苛立ちが起きてくるがそこはじっと待つべきなのだろうと心に呼びかけ見つめるだけであった。
時間だけか過ぎているこの空間には、腕時計の針だけが動いているような感覚がやってきた。
次なる道へのタイミングを男は計っていた。
* Re: 壊れかけたカケラ ( No.20 )
日時: 2012/02/25(土) 23:47:28 < softbank126110076207.bbtec.net >メンテ
名前: 夢無

いくら歩いた所で周りは変わることはない。
しかし、歩いていないと今こうして存在していこを確かめる余地はなせいか、足を止めることはできない。
長く闇が続いているからか、感覚が少し麻痺をし始めていた。
進んでいても戻っていたとしてもどちらでも良く思えてきていた。
ただ、道が続く限り進むしかないと思うよになっていた。
「さて、どこに続いているんだ。」
独り言を虚しく呟きながら男は反響してやまない音と共に重く思える足を動かしていく。
いったい今まで居た人たちはどこへ行ってしまったのか。
なぜ自分一人になってしまったのか。
頭で思いめぐらしても理解できない。
何回、何十回と考えてみても納得いく答えはでてこない。
それでも答えが出てくるまで求め続けるのだろうなどと考えながらまた次なる闇に飲み込まれていく。
Page: [1] [2]
 
BBコード
テキストエリアで適用範囲をドラッグし以下のボタンを押します。
装飾と整形

フォント
この文字はフォントのサンプルです
リスト
標準  番号付  題名付

スマイリー
表とグラフ
データ入力
ファイルから入力(txt/csv)
要素の方向:
横軸の数値:
横軸の値 例:2009,2010,2011,2012
直接入力
凡例
カンマ区切り数値 例:1,2,3
横軸の値 例:2009,2010,2011,2012
オプション
出力内容
グラフタイプ
区切り文字
縦軸の単位例:円
横軸の単位例:年度
マーカーサイズ
表示サイズ
確認と適用
Status表示エリア
プレビュー
絵文字
連続入力
外部画像
  • 画像URLを入力し確認ボタンをクリックします。
  • URL末尾は jpg/gif/png のいずれかです。
確認ボタンを押すとここに表示されます。
Googleマップの埋め込み

  • 説明
  • 説明
確認ボタンを押すとここに表示されます。
HELP
題名 スレッドをトップへソート
名前
E-Mail
URL
添付FILE 文章合計600Kbyteまで
パスワード (記事メンテ時に使用)
コメント

※必須

   クッキー保存