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* 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ
 

日時: 2008/06/08 23:38 < KD118152122209.ppp-bb.dion.ne.jp >メンテ
名前: PRNT

・あらすじ
『ライバルを見つけたら遠慮無く、殺っちゃってください』
アナウンスのお姉さんの声と共に始まった鬼のいないかくれんぼ。誰かを見つけたら持っている武器で消せばいい。一人になったら勝ち。ルールはそれだけ。人を殺そうが生かそうが罪に問われる事のないバーチャルシュミレーションゲーム。協力・裏切り・孤独……それらを乗り越え、人は何を得る?

・登場人物
>>1参照。

・参加者の皆さんへ
小説の更新は以下を締め切りとし、特に連絡等無く締め切りが過ぎた場合は、次の方が書いてください。

・参加者・順番及び締め切り(敬称略)
PQ   〜6/29
シロレイ 〜6/15
robert  〜6/23
ツンデレ 暫くの間休止

※念のためスレッドロックをかけてます。お手数ですが、書く込む際はロックを解除し、終わったらロックするようお願いします。



<お知らせ>参加者の方へ
特にありません
 
Page: [1]
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.1 )
 
日時: 2008/03/14 15:17 < dhcp17156.orihime.ne.jp >メンテ
名前: PRNT

・登場人物

PQの考えたキャラ

名前:田村 永治(たむら えいじ)
HN:メイ
年齢:17
性別:男
身長:165cm(ゲーム内では156cm)
武器:弓矢
特徴:臆病・気弱。ゲーム内では女性キャラとして行動し、『メイ』と名乗る。
軽装で軽快、器用に弓矢を操る。
素直で人を信じやすく、裏切られた時の凹み具合は尋常じゃない。
基本的にゲーム内では『わたし』だが動揺したときや1人のときは一人称が『僕』になる。


シロレイのキャラ

名前:前田 恭也(まえだ きょうや)
HN:キョウヤ
年齢:16
性別:男
身長:173cm
(ゲーム内でも173cm)
武器:剣
特徴:ゲーム内での容姿は普通の青年
(本人いわくなるべく自分に似せたらしい)
一人称は「俺」
逃げ足は最速
剣の腕はかなりのもの
肝心なときに頼りにならず
変なところで頼りになる


robert案
名前:浅倉 健
HN:ユウ
年齢:16
性別:男
身長:177cm
武器:大剣
特徴:田村とは親友同士。
   ゲーム内での容姿はヨーロッパ系外国人。
   また、本人いわく、このゲームに参加する気は
   さらさら無かったのだが、田村がしつこく勧めてくるので参加しているとのこと。(ただ、本当かどうかはわからない。)
   そのためか、このゲームに対してやたらと愚痴を叩く。
   ただ、やたらと愚痴をたたく割には結構強いほう。
   一人称は「俺」。
   かなりの重症なオタクでもある。
   彼の持つ大剣にも好きなアニメキャラが描かれているほど。
   一応、田村、前田と行動を共にする。
   
ツンデレ案
名前:鈴斑 雪菜
HN:桜吹雪
性別:女
身長:160cm(ゲーム内では170cm)
武器:忍者刀
特徴:リアルは小さくて貧乳だが、ゲーム内では自分の理想像の長身で巨乳の忍者。
ゲーム内では口癖に「〜ござる」とつけるが現実では「〜なのよ」「〜なの」が口癖。
ゲームの腕はというと一般人レベル。
それほど得意でなく不得意でもなく。
二重人格?なのか自分の危機になると「〜ござる」という口癖も消えて本物の忍者のようにすばやい動きで死神も倒す腕前になる。


(参加者の皆様へ、以下続いてご自身が考えたキャラクターのプロフィールをご記入ください)
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.3 )
 
日時: 2008/02/13 23:11 < qu88.opt2.point.ne.jp >メンテ
名前: PQ

つい最近発表をされ、稼動を開始したバーチャル趣味レーションゲーム。子どもから社会人まで、一瞬でそのゲームに殺到した。

内容は、どこかのRPGを思わせる電脳世界に武器一つのみ持ち、最後の一人になるまで戦い続けるものである。電脳世界での死はゲームからの離脱のみを意味するので、次々に他のプレイヤーをなぎ倒していく強者もいるくらいだ。

隠れる者、果敢に勝負挑むもの、協力をし強者を倒すもの、たくさんの人間がゲームに参加している。

当然、隠れる者のみ残る場合もありえる。すると、ゲームが滞ってしまう。それを回避するため、AIで動く通称『死神』というキャラが複数存在している。これいって長い間行動が無い、プレイヤーに向かうように設定されている。死神は武器の扱いが異様に上手いうえ、強固であるゆえ倒す事ができない。

それを踏まえたうえで、ゲームに参加する少年が1人いた。名前は『田村 永治』という。この近くの高校にに通い、興味があったのでこのゲーム稼動するがある施設に立ち寄ったのだった。

勝ち残る自身はないものの、楽しめればいいということで参加申し込みをした。本名・ゲームでの名前・性別含むゲームでの容姿の登録もそこで行った。

この施設の中心には円を作るかのように卵形のカプセルが12程置いてある。大人1人が入るのに余裕な大きさだ。そのカプセルに色々な人が入っていたり、準備をしたりしている。

永治はスタッフの人の指示に従い、卵形のカプセル内に入った。椅子はふかふかで、周りにはたくさんの機械が張り巡らされていた。

「カプセル4番準備オーケーです」

スタッフのお兄さんの声が響くと、永治の入ったカプセルが閉じられ、一瞬のうちに意識が無くなった。

――気がつくと、永治はどこかの森に立っていた。
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.4 )
 
日時: 2008/02/28 20:19 < p4254-ipbf3409marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp >メンテ
名前: robert

永治:「さてと・・・。ユウさんとキョウヤさんを探してみるかな。」
永治(以後、ゲーム中はメイ)はまず浅倉(ユウ)を探すことにした。


キョウヤはともかくも、ユウなら教えてくれた特徴からすぐ見つかるだろうと考えたからだ。

まず、周りの森林を見回して目につくものはないだろうか。

きょろきょろ・・・。
あるところでアニメのキャラが描かれた大剣を振り回す人影をみつけた。ユウだ。


…あれ?目がすごい異常なんですけど?
ユウ:「まだ来るかよ・・・。」
ユウが自分に襲いかかってきた。

メイ:「ぎゃああーーーっ!?」

次の瞬間、自分はユウに取り押さえられていた。

メイ:「ちょ、ちょっと!?ユウさん!?」

ユウ:「ん…?………あ、永治か。」

ユウはあっさり僕、いや、私を放してくれた。

なにはともあれ、ユウと合流できたので良しとしよう。


ユウ:「まさか、お前だとは思わなかったよ。」

メイ「そっちこそ、いきなり襲いかかるなんて、ひどいですよ。」

ユウ:「いやいや、すまん。だけどさあ、仕方ないじゃん。こんなゲームシステムだと。」

メイ:「え?」

ユウ:「いや、だってさ、大体あのアナウンスの言葉って何?『ライバルを見つけたら遠慮なく殺っちゃってください。』だぞ。それだけでも疑心暗鬼になるっての。それに、こんな森の中だ。いつプレイヤーに出くわしてもおかしくない。そんなことしていたら精神が崩壊する。」

メイ:「…まあ、それも仕方ないじゃないですか。」

ユウ:「何が仕方ないだ。大体、お前も何で女キャラになってんだ?」

メイ:「禁則事…」

ユウ:「いや、いい。それ以上は著作権にかかわる。」

メイ:「ですね。」

ユウ:「大体、俺はこういうゲームシステムに納得がいかないんだよ。どっちかっていうと俺はRPG派だ。」

メイ:「どんなゲームをやっているんですか?」

ユウ:「○をみ○ひとだ。」

メイ:「伝説のクソゲーじゃないですか。私もやった事ありますけど、投げ出しましたよ。」

ユウ:「そんなことよりもキョウヤが見えたぞ。」

メイ:「話を逸らさないで…と言いたいところですが、本当ですね。」

キョウヤ:「よかった。見つけた。…ハァ、ハァ。」

メイ:「どうしたんですか?なんかやたらと疲れているようですけど?」

キョウヤ:「大丈夫だよ。ちょっと萌えキャラちっくな死神に追い回されただけだ。」

ユウ:「…このゲームは突っ込んだら負けなのか?」

キョウヤ:「って、ユウ!なんだよ、その大剣!?ハハハハハハハハハハ!」
キョウヤはユウの大剣を指さして爆笑した。

ユウ:「…うるさい。」

メイ:「まあまあ。いいじゃないですか。」

ユウ:「オカマなお前にいえたことか?」

とりあえず、三人で森を歩き始めたところで、敵が来るわけでもないので、少し休むことにした…

だが誰かがそうさせてくれなかった。

敵:「お、獲物三人みっけ。」

ユウ:「…オイ。早速見つかったぞ。何が『敵が来るわけでもない』だ。いい加減な天の声だな。」

メイ:「ですね。ちょっと怖いです。」

キョウヤ:「あ、見つかっちゃった?…だったら、僕は逃げるとするよー!(棒読み)」

メイ:「ああっ!」

敵:「…。」

キョウヤは自慢の逃げ足でどこかに隠れた。

メイ:「ちょっと!このゲームで隠れたりなんかすると・・・。」

案の定、キョウヤはすぐに死神に見つかった。

キョウヤ:「うげっ!?死神!?二体いるし!しかも一体はあの時俺を追い回した奴じゃん!?」

…なるほど。確かに萌えキャラチックだった。
どんな姿かはご想像にお任せするが、

死神は容赦ない。

もう一体はそのまんまで、髑髏面で鎌持って浮いていた。

死神が同時にキョウヤに襲いかかってきた。

キョウヤ:「わっ!わわっ!?」

慌てながらも異様に武器の扱いがうまい死神の攻撃をなんとか受け流している。

ユウ:「スゲーな。あいつ…。…ん?」

敵:「…………スゲー…。」

敵は唖然として見るしかなかったようだ。

メイ:「(…ユウさん。)」

ユウ:「(…ああ。)」

メイとユウはアイコンタクトを取ると、敵を一気にボッコボコにした。

敵(の残骸)は一瞬で消えた。
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.5 )
 
日時: 2008/03/15 21:49 < KD118152122209.ppp-bb.dion.ne.jp >メンテ
名前: PQ@中途半端ですいません


「さて、どうしたものか」

ユウは嫌な汗を出しながら呟く。

メイ・キョウヤ・ユウの目の前には『萌えキャラチックな死神』と『髑髏面な死神』の2体。人数的には有利でも到底AI相手では勝ち目が無い。

「あの……」

と、メイが言う。

「なんだ?」

ユウは目線を死神に向けたまま返事をする。大剣を地面に振り下ろすと鈍い音を出して地面にめり込んだ。

「敬語、外していい?」

メイの思わぬ言葉にユウは一瞬バランスを崩した。

「こんな時に何を……」

「だって、疲れる」

その言葉にユウが残念そうに。

「大事な俺の萌え要……」

流石に死神は待ってはくれない。2体は同時に鎌を振ってきた。3人はうまく攻撃をかわすが、死神は再び攻撃の構え。反撃の余地はない。


選択肢
・たたかう
・どうぐ(は持っていない)
・にげる


「おい、逃げるぞ!」

「にげる」選択。キョウヤは一足早く死神に背を向けて走り出した。

「お、おい……!」

「ちょ、待って!」

メイとユウも背を向けて走る。森は一本道になっていて迷う心配は無い。

暫く走ったユウはふと後ろを見る。すぐに顔が真っ青になる。

「こっちくんな!」

死神がついてきているのである。2体。

本来。長い間、動きの無いプレイヤーを襲うはずの死神が何故か追いかけてくるのである。

「だったら……」

メイは背中から矢を取り出し、弓を構える。そして、片足で跳んで一回転して着地。すぐに走行体勢に戻る。放たれた矢は死神の足元に突き刺さり一瞬であるが動きが止まった。

流石ゲーム。現実世界(リアルワールド)でどんなに運動神経が悪くても、上手くなるように身体能力が補正されている。恐らく、脚力等もそうだ。いい例がキョウヤの逃げ足か。

死神の動きが止まったのは一瞬では時間稼ぎにもならず、すぐに追いかけてくる。

走っていると、道が二手に分かれていた。分岐点の真ん中には何か書いてある看板があるが、読んでいる暇が無い。

「キョウヤ! どっちに行く!?」

少し先を走るキョウヤにユウが声をかけるが、にげるのに精一杯のようで答えが返ってこない。

「……しょうがない。キョウヤの選んだ方に行くか」

「だね」


キョウヤは左の道を行った。

「よし! 左だ!」

ユウが叫び、メイとユウは左へ行こうとした。

「うわっ!」

「きゃっ!」

が、2人の間に鈍く光る回転物体が高速で通過し看板を叩き割った。死神の鎌だった。

メイは見事に左の道へ行く事ができず、仕方なく右の道を走る。

キョウヤとユウは左の道を走った。ユウはメイの名前を読んだが、ついにメイの耳に入る事は無かった。

メイが後ろを振り返ると、髑髏面の方が追いかけてきた。

「何で、強そうなのが僕のほうに……!」

自分のキャラクターを忘れて、懸命に走るのだった。

* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.6 )
 
日時: 2008/03/17 21:56 < KD118152122209.ppp-bb.dion.ne.jp >メンテ
名前: シロレイ

カチャカチャカチャ・・・・・

「参加者50人現時点での脱落者22人のこり、28人です」

薄暗い部屋の中、コンピューターの前に座っている人物が目の前に設置されているマイクに向かって話しかける

「死神20体そのうち参加者を追跡中は、11体です」

その隣の椅子に座っている人物もマイクに話しかける

「以上が現時点の状況です。南志さん」

そして真ん中の大画面の所にいる人物が後ろのソファーで横になっている人に報告する

「ん?ああ、ありがとう」

ソファーで寝ていた人―――南志は欠伸をしながら答える

「おい、ちょっと頼みがあるんだがいいか?」

「はい?いいですけど」

「今から寝るから残り15人くらいになったら起こしてくれ」

そういうと返事を聞く前に寝むってしまった

「相変わらず自由だなぁこの人は・・・」

「ま、南志さんのそれは今に始まったことじゃないし、な?」

「ま、そうだけど・・・」

「それより仕事だ、仕事!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ぜぇはぁはぁ・・・」

「ゲホッ!はぁはぁ・・・」

なんとか死神(萌えキャラチックな方)から

『にげる』のコマンドで逃げ切ったキョウヤ・ユウは

今にも死にそうなくらい息切れしていた

「な・なんで行動してんのに死神が追ってくるんだよ」

ようやく落ち着いてきたころにキョウヤがつぶやく

「や・やっぱり〈あのウワサ〉は、本当だったのか!?」

「ウワサって!?何だよ!」

少し苛ついた様子でキョウヤがユウに聞く

「えっと、俺も聞いただけなんだけどさ」

少し間をあけてユウは、話し始める

「最近、似たようなことが全国でおきていて、
それは会社が今度やる全国大会の選手を決めるためって話だ」

「全国大会!?なんだそれ!会社からなんの告知もなかったじゃん」

「ああ、なんでもいきなりなんの告知もなしにやっているって話だからな
そして、残り8人になった時に生き残っていた奴が全国大会に出れるらしい」

「マジかよ・・・」

「その選手決めをする時は、死神が参加者を見つけるとたとえ隠れていなくても襲ってくるらしい」

「それって・・・」

「たぶん、今みたいな状況だと・・・」

そして2人の間にしばらく沈黙が続く

そして、キョウヤはあることに気づいてユウに聞いてみる

「そういえばメイは?見ないけど」

「え?」

右、左、どちらを探しても見当たらないことに今さら気がついた2人は、顔を見合すと

「「忘れてたー!!!」」

見事にシンクロした叫びですね山田君、座布団2枚

「おい!あんたは、笑○の人か!」

「落ち着けキョウヤ!
それより永・・・じゃなくてメイは多分さっきの分かれ道だ行くぞ!」

「お、おう!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

一方そのころメイは・・・

「いい加減あきらめてくれーーーー!!!!!!」

走っていた

何も守るべき友人との約束があるわけでもないのに

メイは、走った 黒い風のように

「天の声!うるさい!だまれ!」

う、うるさい!?あなたの方がうるさいですよ!

「って行き止まり!」

人の話を聞け!

あ、少々取り乱してしまいました

画面の前のみなさま申し訳ございません

それでは、気を取り返して  メイの目の前には巨大な崖がそびえ立った

「くそっ!こうなったら・・・」

メイが後ろに振り返った瞬間!

「へっ!?」

死神に馬乗りされてしまった

(あ、終わった・・・)

今にも死神が止めを刺そうとしたその時!!!

ザシュ・・・

「え?」

ドサッ・・・

メイが体に乗った死神をどかして起き上がってみると

まるで「天○」に出てきそうな忍者の格好をした女の人が忍者刀を持って立っていた

「あ、う・・・」

驚きと戸惑いで声が出なかったメイにその忍者女は

「大丈夫でござるか?」

と、話しかけてきてくれた
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.7 )
 
日時: 2008/03/18 21:24 < p4254-ipbf3409marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp >メンテ
名前: robert

ふと、メイは死神のほうを見て、忍者女を見た。

「え、え?…あ、あなたは?」

メイは驚きと戸惑いでいっぱいだった。

「拙者か?拙者は桜吹雪でござるよ。」

「あ…、ど、どうも。メイです。…スウーッ、ハーッ、スーッ、ハァーッ。」

メイは深呼吸して少しだけ心を落ち着かせた。

「あの…。」

「ん?」

メイは馬乗りの時の姿勢のまま硬直して倒れている死神を指さしながら訊ねた。

「これ、死神ですよね?」

「そうでござるが?」

「死神なら本当は倒れないはずですけど…。」

「んー。そうでござるなぁ。いうなれば…、」

その言葉は一瞬で信じろと言われても無理な話だった。

「バグ、でござるかなぁ。」

「…はい?」

「…いや、あくまで推測でござるよ。」

「いや、どういうことです?」

「それは、話せば長くなるが…。」

十数分後

「で、それで数体の死神に囲まれて偶然バグを発見したということですか。」

「うむ。」

「で、どんなバグなんです?」

この忍者女、十数分話していてバグの詳細は一切話していないのだ。メイもいい加減だるくなってきたので率直に聞くことにした。

「あー、まず、遠くから気付かれないようにして死神を見ればわかると思うが、死神にはおおよそ10cm×10cmのホールがあるでござるよ。そこを突けば死神はあれのようになる。」

桜吹雪は馬乗りの姿勢で硬直したまま倒れた死神を指差した。

「…そのホールというのはどういうものなのでしょうか?」

「それは、さっき言ったサイズ、つまり10cm×10cmの大きさでやたらノイズが入って見える箇所があるでござる。その箇所は、死神によって違うでござる。この死神は、ここでござるな。あと、でかい死神はそれだけのでかいノイズがあるようでござる。」

桜吹雪は死神をうつぶせにすると、背中のある一点を忍者刀で指した。

…確かにノイズがかかって見える。

っていうか、いいのかな…。みんなで遊ぶゲームにバグがあって…。

メイは少し気になったので聞いてみた。

バグ技を使えばそれなりの代償があって当然だからだ。

「で、なんか副作用みたいなものはあるんですか?」

「あー、ほかのある死神が突然暴れだしたり、またはそのほかのある死神の動きが止まったりと様々でござるよ。」

「…無闇にやったらまずいんじゃないんですか?」

「平気でござるよ。暴れだす死神は見境がなくなったりするでござるがな。」

「…。」

…あれ?なんか忘れているような…。

「おお、そういえばお主は二人仲間がいたようだが、いいのでござるか?」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

そのころ
〜コンピュータールーム〜

南志と呼ばれる管理人は寝ていた。

「さてと、今はどうなっているかな。」

部下は画面を覗き込む。

「あれ、まだ28人か…。」

「死神は?」

「えっと・・・。20体中10体が追跡中ですね。」

「お、追跡中のが2体減ったな。やるじゃん、そのプレイヤー。」

ここで、画面に表示される数についてだが、死神は追跡中の数だけが、プレイヤーは残り人数だけ変動し、それぞれの総数については「何が起こっても」固定である。

「あれ?一気にプレイヤー数が16に減ったぞ?」

「なんか異常でも起きたのかな…。」

「ま、企画者(南志)がフリーダムならこれだってフリーダムだろ。」

「…だろうね。そろそろ呼んだら?」

「わかりました。南志さーん!」

「…。んが、今何人?」

「えっと、死神が10体追跡中でプレイヤーが16体です。」

南志は「プレイヤーが16体」というのを聞くとまた眠りだした。

「………。」

「まあ、いいか。15体になったら起こそうよ。」

「ですね。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
一方

キョウヤとユウはメイを探していた。

突然、結構近くからいかにも巨大な死神っぽい声が聞こえてきた。

「うがあああああああああああああああああああああ!!!」
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.8 )
 
日時: 2008/03/20 09:44 < KD118152122209.ppp-bb.dion.ne.jp >メンテ
名前: PQ@今は反省している


「な、なんだ?」

その声に、キョウヤとユウは持っている武器を構える。森の逃げてきた方向から、なにやらすごい振動を感じた。遠くから砂煙がこちらにやってくる。とんでもない速度で逃げるまもなく2人は巻き込まれ、身体が吹き飛ぶ。

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

砂煙が通過し、2人は地面を何回か転がり静止する。お互いに「大丈夫か?」と声をかけながら立ち上がる。

「――っ! なんだ、これは」

木が同じ方向に倒れ、今まで森だったはずのエリアが見晴らしのいい新地と化していた。その中心にそびえ立つ白い巨塔……ならぬ、巨大な死神が立ちそびえていた。ゆうに3メートルはあるだろう。

でかい。キョウヤとユウは焦りを感じた。あそこまで巨大だと、真っ向から戦っても歯が立たない。逃げてもすぐ殺られる。このままいても殺られる。

と、その巨大な死神が鎌を振った。地面に突き刺さり土が舞い上がる。よく目を凝らすと、人影が見えた。

――そして、死神の追加攻撃。

人影は真っ二つになり、消えた。

ゲームとはいえ、死を間近に感じた。あれが、メイで無い事を祈るばかりだ。

「やば……」

キョウヤは一歩後ろに下がった。次は自分達だ。そう思った。当然のことながら気配を察知し死神が振り返る。距離はおおよそ100メートル。

疾風の如く死神は向かってきた。鎌を振り上げて――


キョウヤもユウも殺られたと思い、目を強く閉じた。だが、数瞬の沈黙。2人は目を開ける。

そこには、死神の鎌を片手(しかも左の親指と人差し指)で受け止めるがたいのいい男性がそこにいた。腰にはポーチのようなものが数個巻いてある。

「あなたは、誰ですか?」

ユウはホッとする反面、謎の人物登場に頭の中が混乱しながら言った。

「俺か? 俺は、管理局のお兄さん『ダイゴ』だ。パッチあてにきました」

『管理局のお兄さん』と名乗る人物は右親指を自分に差して、歯を見せるように微笑した。

キョウヤとユウは、呆れて溜息混じりの返事をした。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

コンピュータールームでは……

寝ている南志を背後に、モニターをみて状況を把握する。

「残りプレーヤーが15人。追跡中死神が10体……」

と、突然エラー音と同時にウインドウが開かれた。

「え? 容量不足? そんな訳が……」

すぐにコンピューターを調べる。何台と共有で接続し、なおかつ容量は余裕を持っていたはずなのだが、今はもう容量の残りがわずかとなっていた。

「南志さん! 起きてください!」

南志は面倒くさそうにソファーから起き上がった。

「残り15人になったのか」

眠そうに目を細め髪をいじる南志。スタッフはモニターを指差す。

「これを見てください。このままではサーバーが落ちてしまいます」

サーバーが落ちてしまえば、全国のプレイヤーに支障が出てしまう。これだけはどうしたって避けなくてはならない。

「んな、デバッカーに頼ればいいだろ。おい、醍醐(だいご)」

南志は友人であり共同製作者で現在デバッカーの名前を呼ぶ。

しかし、醍醐のいるはずの席には誰もいなかった。その代わりにメモが一枚。

『あっち行ってくる』

コンピューターのモニターには一般に人物には意味不明の文字列。下のタスクバーには『俺専用超肉体強化(チート)パッチ』『死神バグ修正パッチ』『死神巨大化パッチ』と、あった。『俺専用超肉体強化』と『死神巨大化』がオレンジ色に光っている事から、この2つが容量圧迫の原因と予想がつく。


「やってくれるじゃないか。こっちも負けてられないな」

南志は何やら、不敵な笑みを浮かべ始めた。

スタッフ達は、ここまでフリーダムな企画者を見てついには不安を覚え始めるのだった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

崖にいたメイと桜吹雪は、森が吹き飛ぶ一部始終を見ていた。そして、巨大死神とキョウヤ・ユウの姿を確認する。

「いかなくちゃ!」

メイが急いで元の道を戻ろうとするが、桜吹雪は止めた。

「待つでござる。そっちから行っても時間の無駄。拙者につかまるでござる」

メイが桜吹雪につかまる前に桜吹雪はメイを半ば強引に抱きかかえ、崖を飛び降りる。メイの顔は真っ青になる。

「忍法・ムササビの術」

桜吹雪は大きな布を広げ、ゆっくりと降下し始めた。
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.9 )
 
日時: 2008/03/21 22:43 < 218.231.167.168.eo.eaccess.ne.jp >メンテ
名前: シロレイ


「ふぅ、到着でござるな」

崖の下に着地した桜吹雪は抱きかかえていたメイを放した。

すると、

ガタガタガタ・・・

「め、メイ殿っ!どうしたでござるか!?」

「たかい、たかい、たかい・・・」

座りこんで頭を抱えなにかをブツブツいいはじめた

「も、もしや・・・
メイ殿、高いところが苦手でござったか?」

コクコク・・・

「そ、それは、すまなかった・・・」

――――――――――――――――――――――
「おーい、キョウヤー、ユウー」

メイは、死神の攻撃で新地となった森の中で歩いていた キョウヤ、ユウを見つけた

「え?」

「メ、メイ!無事だったのか!」

「よかったー2人にあえて、で後ろの人は誰?」

メイは、2人の後ろにいる人を見つけ聞いてみた

「あーこの人は、d「管理局のお兄さん『ダイゴ』です。」

「は、はあ・・・」

ユウが説明しようとしたら後ろから走ってきたダイゴが割り込んできた

「で、そういうお前こそ、その人誰?」

今度はキョウヤがメイに質問した

「えっとこの人は『桜吹雪』さんわたしを助けてくれた人」

「よろしくでござる」

「え、あ、よろしくお願いします」

自己紹介が終わった後お互いに起きたことを話し始めた・・・

「えっバグ!?」

「うん、死神にノイズがかった場所があってそこを攻撃すればいいんだって」

「でも、もう使えないぞ」

「えっ!なんで」

「そこのダイゴさんがパッチあてたから」

そのダイゴは、キョウヤが指を差した先で親指を立てて「終わったよ」と言わんばかりに歯を見せている

と、その時

ゴゴゴゴゴォォォォォォ・・・・・

「うおっ!」

「なんだ!?」

「地震!?」

「いゃぁぁぁぁああああ!!!!!」

「南志なにやってんだ!?」

メキメキッ・・・

ドォォォンンン・・・


―――――――――――――――――――――

スタッフ全員が南志の指示の下で忙しくなっていたために誰も気がつかなかった・・・

死神の数を表す数字が100を超えていっていることに・・・

―――――――――――――――――――――――

揺れが収まりあわてて周囲を見回すダイゴ

「なにもおきなかったのか?
よかった・・・っ!!!!!!!」

「ダイゴさんなにおどろいっ・・・うあわぁぁぁあああ!!!」

「おいキョウヤなにして・・・う、嘘だろ・・・」

「え?・・・そ、そんな・・・」

「な、なんなんだよこれは・・・」

メイがいつものキャラを忘れて思ったことをそのまま口にした

しかし隣にいた桜吹雪は、そのことに気がつかなかった

それよりも目の前に広がる悪夢のような光景に意識が向いていた

そして目の前には、黒い死神たちがいた・・・

いや、それだけではない、右、左、後ろ すべての方向にいる・・・

「な、なんでこんなことに・・・」

「・・・・・・・・殺」

「やるしかないってことなのか!」

「殺らなきゃ殺られるってことか!」

次の瞬間、死神が一斉に襲ってきた!

「うおおおおおお!!!!」

ザシュ・・・

――――――――――――――――――――――――

「くそっ、俺としたことが・・・」

「な、南志さんど、どうす、すす、れば・・・」

「落ち着け!!!」

南志は、頭を抱えていた

あのあと容量不足を解決した後死神の異常な数に気づいた南志は、スタッフを集めた

「(まさかコイツのセキリュティが破られるとは・・・)」

甘かった・・・

南志はコンピューターウイルスが入った時に気がつかなかった自分にムカついた

どんなウイルスが入ったか確認しようとパソコンで調べたが

さらに厄介なことがわかった

「っ!嘘だろ!」

「南志さん!メインコンピューターもやられました!」

「本社に連絡しろ!ありったけのスタッフよこせと言え!」
それと誰か『あっち』に行ってくれ!まずいことになった!」

「え?あ、はい!なにをすれば?」

「ダイゴに伝えてくれ!ウイルスが進入したと」

「わかりました!」

「それと」



「全員死んだら現実でも死ぬぞ―――」
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.10 )
 
日時: 2008/04/03 19:27 < p4254-ipbf3409marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp >メンテ
名前: robert

-電脳世界-

「…は?」

声を上げたのはダイゴだった。

桜吹雪の刀が死神の首を貫いていた。

「…えっと…、俺、パッチあてたよな?」

メイが答える。

「…はい。」

「…じゃあ、何で死神が殺されてんの?」

誰かがやってきた。

「あ!いたいた!ダイゴさん!」

「…おい、…俺、このゲームのデバッガーだよな?」

「そんなことよりも大変です!ウイルスが侵入しています!」

「…何か、もう、自信なくしちゃったなぁ…。」

「早く対処しておきましょう!」

ザシュザシュ。

次の瞬間にはダイゴとスタッフと思しき人物はいなくなっていた。

周りには異常な数の死神がいる。

それに対してメイたちは四人。多勢に無勢。

「オイ…。これ、どうする。」

まず、ユウが口を開いた。

「…ウイルスってことは、この死神はウイルスによって増殖したものだろうね。」

次に桜吹雪が口を開く。

「…あれ?お前、ござる口調は?」

「今はそれどころじゃないわ。」

「で、ダイゴはパッチあてたって言うけど、何でこの死神は死んでんの?」

「多分、旧型の死神が増殖したと思うの。」

「ってことは…。」

「ええ。この死神、全部ノイズいりなの。」

そう言うや否や、桜吹雪は目つきが変わり、急に消えた。

と思うと、死神が次々と倒れる。

「…オイ、メイ。あいつ、あんなキャラだったか?」

「いいえ、違います。ですが、今はそれどころじゃないでしょう。」

死神がメイたちに襲ってきた。

「うわわ!?えーっと、確か、ノイズがあるんだったっけ?」

キョウヤは慌てながらも死神を何とか倒しているようだ。

メイは矢でノイズを打ち抜いていく。

「オイ。おれの場合はどうすればいいんだよ。」

ユウの武器は大剣。ノイズを正確に狙うのは難しい。

仕方ないので遠くからさらに死神が来ているかどうかを見ることにした。

「あれ?」

人影が見えいる。しかも空中に浮いている。

「…オイ。この人影、何なんだ?死神に全然襲われてないんだが。」

「なんですか!!こんな時に、…あれ?」

まず、メイが答える。

「オイ!何ぼさっとして…は?」

キョウヤも人影が見えたようだ。

一応、ある程度死神も片付いていたため、その人影を確認することにした。

「あの…。なんかあの人影、見覚えありませんか?」

そういったのはメイ。

ユウも同じようだ。

「…ああ。」

キョウヤは、何かを思い出そうとしていた。

「…何なんだろう。何か思い出すなぁ。」

そのうち、そのふわふわと浮いている人影がはっきり見える形となった。

と、共に、聞き覚えのあるのかどうか微妙な声が聞こえてきた。

「ヒャアーーーーハハハハハハハ!!!!!」

「!?」

全員は武器を構えた。

「死ね死ねーーー!全員死ねーーーー!!!!」

「おい、気をつけろ。奴は狂ってる。」

そうユウが注意を呼び掛けたところ、

「あーーーーーーーーーー!!!!!お、お、お前らはぁ!」

謎の人物がそう叫んだ。

「…思い出した。」

キョウヤが言った。

「…え?」

メイが不思議そうに聞いた。

「いや、あいつだよ。レスNo.4に出てきたあの敵。俺が死神の攻撃を受け流している間にお前らがフルボッコにしてやった敵じゃん。」

「あー!はいはい。」

「…なんだ。あいつか。」

全員は武器の構えを解いた。

「何だお前らぁ!ちったぁ警戒してくれてもいいじゃねぇかぁ!あの後なぁ、ウイルスを持ち込んでここに舞い戻ってやってきたんだぞ!!!泣いて喜べぇ!!!」

「あの時」の敵は怒り狂っているが、

「って言われてもねえ。」

「ですね。」

「だな。」

「というよりも、どうやって舞い戻ってきたんでしょうね?」

「うーん、なんだろな。」

三人は素でこういう反応しかできない。

ただ、その反応は逆に怒らせてしまったようだ。

「ガーー!もう怒った!本気でキレた!お前ら全員死ねーーーーー!」

その空中浮遊している敵は両手を上げると地面から多数の死神が出てきた。もちろん、ノイズ入りで。

「ヒャーーーーーハハハハハハハ!!!!死ねしねーーーーーー!!!!!ゼンインシネバ、ショウシャハイナイーーーーーー!!!!!そしておれの名前を覚えておけ!Hoh-Gだぁああーーー!!!」

何かのマンガで出てきたようなセリフを吐いて、Hoh-Gと名乗る敵は死神を出撃させた。

「…こやつはあれでござるな。アホでござるよ。」

桜吹雪は呆れた感じでつぶやいた。
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.11 )
 
日時: 2008/04/04 10:01 < KD118152122209.ppp-bb.dion.ne.jp >メンテ
名前: PQ@いつもいつでもキラーパス

折角死神の数を減らしたのに地面から出てきた死神のお陰で振り出しに戻ってしまった。

「おいおい、どうすんだよ。あのアホ」

4人は互いに背中を合わせるように集結していた。そんな中、メイは何かに気がついたかのように。

「いいこと思いついた――」

「お前、俺のけ……ぐわぁ!」

メイの発言に激しく反応したユウだったが、すぐさまメイは矢筒から矢を取り出し、直接手でユウの尻に刺した。間抜けにも尻に矢が刺さった状態で倒れた。

「それで、何を思いついたんだ?」

倒れたユウは完全無視でキョウヤは、話を続けるよう促した。

「そういえば、このゲームって1人になったら終りだよね。例えばさ、あのアホをさその1人したらどうかな?」

「でもさ、このウイルスとか入った状態で俺らが確実に現実の戻ってこれると思うか?」

キョウヤの意見にメイは「う〜ん」と考える。

「無理……だね」

と、死神が四方八方から襲い掛かってきた。ユウは立ち上がり矢が刺さったまま偉そうに号令をかける。

「とりあえず、こいつらを処理するぞ!」



一方、コンピュータールームにて。

メインコンピューターが逝ってしまっているためゲームを強制終了させることが出来なくなっている今、南志はまだ生きているダイゴのコンピューターで激しく増減する死神数と変動しないプレイヤーの人数を確認する事だけだった。

「おい! 帰ったぞ」

と、どすんと自らの席に戻る男。ダイゴが戻ってきた。

「今まで何やってたんだよ!」

ダイゴの背後から肩を持ち、叫ぶ南志。ダイゴは真面目な顔でこういった。

「見学」

「帰れ!」

「で、強制終了は出来ないのか?」

ボケとツッコミのようなやり取りから一変。ゲームの話に戻る。

「あぁ、メインコンピューターがやられて、うんともすんともいわない」

「そういや、何人になったらゲーム終了だっけ?」

ダイゴは南志の手を軽く払いのけ振り返る。

「8人だ」

南志はそういって、モニターのプレイヤー数を見る。現在9人。

「一応、8人になったらゲームは強制的に終了するようになっているが、メインコンピューターがやられている今、ちゃんと終了する確信は無い」

「くそっ、他に手は無いのか? あいつらだけじゃ、何時までもつか……」

ダイゴはそういって、コンピュータのシステムを調べ始めた。そして、何かに気がつく。

「なぁ、南志。容量をパンクさせてゲームを落として、強制終了ってのはどうだ?」


そして、現実と仮想。2つの世界で戦いは始まろうとしていた。
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.13 )
 
日時: 2008/04/14 21:04 < KD118152122209.ppp-bb.dion.ne.jp >メンテ
名前: シロレイ 今回はギャグに。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「うーん・・・」

「何悩んでるの?」

「いや、全然へらないな〜と思って、アレが」

「たしかに全然減らないな、もう俺は20近く倒したのに」

「ちなみに、俺は、28」

「よくおぼえているなぁ、すげ〜」

「んなことはいいから手を動かせぇぇぇえええ!!!!」

スペースの一角で和んでいる2人に対してツッコミながら

BIOのゾンビのようにわき出てくる死神を倒し続けるが・・・

怒られた本人たちは・・・

「いや、だって収録だから死ぬことないし」

「セリフ覚えるの凄く疲れるんだよね〜」

「今本番中だから!アドリブでしゃべるな!カンペにも(セリフ、セリフ)って出てるから!」

監督、カットしないんですか?

(おもしろいからこのままやっちゃえ)

「監督からも、このままって指示でてるし」

「あーもう!監督少し黙っててください!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「で、考えたんだけど」

「なにを?」

「この状況の打開策」

「「おお〜!」」

「要するにアホ(Hoh-G)をたおせば終わるんじゃない?」

「たしかに!」

「でも、どうやって?」

今のアホ(Hoh-G)は、死神に囲まれていて近づくのは難しい

「あ、そうだ」

ポン!

「挑発しておびき寄せてみるぞ!おいキョウヤ!手伝え!」







「やっぱりアホ(Hoh-G)は、死神みたいなザコがいないと戦えないんだな〜」

「ハァ?」

「だなぁ〜、自分が弱いから1人じゃ戦えないんだろうな」

「お前ら・・・そんなんでアホ(Hoh-G)がひっかかるとおも「ガーー!もう怒った!本気でキレた!」

「・・・って!思いっきり引っかかってるし!さっきの本気じゃなかったのかよ!」

「ヒャーーーーーハハハハハ!!!死ねしねーーーーーー!!!!!ヒャーーーーーハハハハ・・・(以下エンドレス)」

「あ、降りてきた」

「ウイルスを使ったオレ様にカテルト思うなぁぁァァァ!!!!!ヒャーーーーーハハハハハ!!!」

死神が一斉に動きを止めて下がって行った

そしてその中からアホ(Hoh-G)が出てきた

そして、ユウが行こうとした時

「まって」

「え?」

ユウが振り向くとメイが腕を掴んでいた

「僕が・・・行くよ・・・」

「お前・・・」

「メイ・・・」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「で、なんで俺の出番がないんだぁぁあああ!!!」

「南志、俺も出番ないんだけど・・・」

「と、いうか拙者は、アニメや漫画なら絶対出ているはずなのにセリフがないため見えないなんて・・・」

「「「どういうことだ!監督!!!!!」」」

(俺は、何も聞いていないよ〜聞こえていないよ〜)

監督・・・・・
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.14 )
 
日時: 2008/04/16 17:26 < p1142-ipbf2705marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp >メンテ
名前: robert まだ未完成。

メイはアホの前に出た。

「メイ…。」

「大丈夫か…。」

ユウとキョウヤは心配そうにつぶやいた。

メイは矢をかまえた。

「っていうかさ。君、アレだよね。」

「何ぃ?」

メイはいきなりしゃべりだした。

「ウイルス持ち込んだからさ、管理局の人がただじゃおかないよね。」

・・・

「げげっ!!」

アホは今更のようにそんな重大なことに気がついた。

「…そ、そんなの…、か…関係…」

アホは動揺している。よほど熱くなっていたんだろう。
メイは更に精神攻撃を続ける。

「それにさ、ウイルスを持ち込むっていう反則まで犯したのに私たちに勝てないなんてね。」

「…うあぁ!」

アホはさらにショックを受けたようだ。

「ま、そこは仕方ないけどね。バグがあったんだもん。あの死神。」

「…う…うるせぇーーーーー!!!!」

アホは片手を上げ、見るからに刀身が背の丈を超えているような刀を出した。

「そいやっ!」

メイはすかさずアホに矢を放った。

「ぐおぉおお!」

矢はアホの胸に命中した。

「今だぁ!」

メイは合図をだすと、

「OK!」

「とりゃぁ!」

「了解でござる。」

ユウ、キョウヤ、桜吹雪の三人が一斉に襲い掛かってきた。

「…オイ、前にも一度こういうことが…」

アホはその台詞を言いきる前にやられた。

アホの残骸は一瞬で消えた。

「なぁ、メイ。」

ユウが言う。

「…なんです?」

メイが答える。

「あのアホ、何かいわなかったか?」

「…さぁ?」

突然、キョウヤが叫んだ。

「あ!」

何かが光ったかと思うと、死神がすべて消えた。

「ほっ、これで一安心。」

______________________

コンピュータルーム

南志と醍醐は驚きの声をあげた。

「えっ!?」

「…マジかよ!」

ウイルスが跡形もなく消え、メインコンピューターも正常動作を再開した。

「…とりあえず、残りも8人になったことだし、つたえておこう。」

「だな。」

南志はマイクに手を取ると、しゃべり始めた。

「えー、参加者の皆さん、現在残り8名となった。というわけで、お前ら全員全国行きが決まったぞ。それじゃ、これにて終了!」

* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.15 )
 
日時: 2008/04/26 23:42 < 218.33.229.24.eo.eaccess.ne.jp >メンテ
名前: シロレイ 終わる気がしない・・・

「と、言うことでお前ら、全国行き決定おめでとう」

「おめでと〜」

パチパチパチパチ・・・

「じゃ、説明に入るぞ、おい!」

南志が隣のスタッフらしき人物を呼んだ

「まず、皆さんには、3ヶ月後に大会がありますのでそれまでは、自由にしていてください
そして、大会1週間前に本社の方に一度来ていただき、そこで、大会の抽選をしていただき、その1週間は、
自由とします。また、希望すればゲームに入って練習なども出来ます。ここまでで質問はありますか?」

「はーい、質問」

田村が手を挙げた

「大会は、チーム戦ですか?個人戦ですか?」

「チーム戦となります。この8人でチームを組んでいただきます。」

そう言われた田村は、右を向いてみた

そこには、浅倉と前田とついさっき(こっち)で会ったばかりの鈴斑さんがいた

さらにその奥には、知らない人が4人いた、

この人たちが僕たちの他の(4人)何だと思った

「と、言うことだあとで、封筒を送る、それでは、各自解散!」

南志がそういうとみんなバラバラに散っていった・・・
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.16 )
 
日時: 2008/05/11 16:19 < p1029-ipbf4207marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp >メンテ
名前: robert 遅れてすみません。

「待った!」

南志は突然ストップをかけた。

「何だ?」

浅倉が聞き返すと南志が言った。

「解散させといて何だが、も一回集まってくれ。」

皆がブーイングをかけた。よほど精神的に参っていたんだろう。ウイルスのせいで。

ブーイングが収まる前に南志が話し始めた。

「待て。これは重要なことなんだ。お前ら、このゲームが終了する前、死神が大量発生したよな?」

9人がうなずいた。

田村が、突然言った。

「そのあと、ウイルスを持ち込んだとかいうあほがやってきたんで僕達がぶちのめしたら元に戻りました。」

南志の眉毛がピクッと動いた。

「…何だって?」

「…いえ、ウイルスを持ち込んだ人がいたんですよ。死神はそれによるものです。」

南志からはただならぬ雰囲気が発せられている。

「…そいつは何て名乗っていた?」

田村は南志の雰囲気に気圧されて仕方なく答えた。

「えっと…、確かHoh-Gだったよね?」

「ああ。」

浅倉がそう答えると南志は速攻で参加者リスト(写真入り)を見て、Hoh-Gなる人物を探した。

数分後。

南志の顔がものすごいひきつっていた。

「…おい。『北原 憲次』。」

9人の中にいる北原という人物がびくっとした。

多分、彼だろう。

「…お前、後で裏に来い。」

田村は浅倉、前田、鈴斑と一緒にひそひそ話し始めた。

「ねえ、これ、やばいんじゃないの?」

田村が言った。

「…ああ。」

浅倉が答える。

「やっべぇーな。あいつ、死ぬぞ。」

南志のことをのことを知っているわけでもないが、前田がいう。

確かに人一人死んでもおかしくない雰囲気だ。

「あの人なの?ウイルスを持ち込んだのって。」

鈴斑が聞く。

「うん。とりあえず、どうなるんだろう。」

田村が答える。こうなったらあの北原という人の無事を祈るばかりだ。

ひそひそ話をしている間に南志は北原なる人物を裏に連行していった。

「あ、えーとそれじゃ解散な!」

醍醐があわてた様子で解散の合図を出した。

田村、前田、浅倉、鈴斑以外の人物は速やかに解散した。

と共に、裏から切ない叫び声ともの凄い怒鳴り声が聞こえた。

「に゛ゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !!!!!」

「何でウイルスなんか持ち込んだんだコラァ!!!」

北原の安否が気になって残っていた4人は全員気絶した。
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.17 )
 
日時: 2008/05/11 21:30 < KD118152122209.ppp-bb.dion.ne.jp >メンテ
名前: PQ@こ れ は ひ ど い すいません

さて、その後どうなったのだろうか。誰も知る由も無い。北原とかいう人物の断末魔も、南志が何をしたかも、だんごのその後の対応も、本人達しか知らない。

田村永治が次に目を覚ましたのは、当然ながら現実の世界でしかも、見覚えのある部屋だった。

田村家のリビング。

ソファーに寝ていた。

身体を起こすと、母親がそれに気がついて永治に話しかける。

「起きた? 大丈夫?」

「う、うん……」

永治は自分が何故こんなところにいるかすらわからなかった。そういえば、北原とかいう人間の叫び声を聞いて、どっと体が疲れて、気を失ったんだっけ。

ゲームをしていたはずなのに、体の節々が痛む。筋肉痛だ。

恐らく、あのゲームは体の動きに合わせて、筋肉に電気信号を与えて、刺激されて、運動しているみたいになる。と、どこかの女子高生が言っていたのを思い出した。

「それでね」

母親は続けた。

「突然ね。永治が黒い服を着た男の人に運ばれてきてビックリしちゃった」

へー。永治はそう思った。

「それで、鈴斑さんだったっけな。男の人の横に女の子がいて」

「鈴斑さん!?」

食いついた。

「そう、鈴斑さん。そしてね、お母さん。黒服の人に『お父さんですか?』って、聞いたら。『いいえ、SPです』なんて、答えたのよ」

SP……? ゲームボーイ? 寝起きのせいか、頭が回らない。もしくは、拒絶。

「永治をここまで、運んでもらって……お礼を言ったら鈴斑さんがね『いいの。友人として当然なの』って言ってね、黒い長い車に乗って行ってね。お母さん。SPもリムジンも生で初めて見たよ」

初対面であり、ともに戦った鈴斑雪菜という人間は何者なんだ。金持ちには間違いないだろう。と、いうところで、ズボンのポケットに入っていた携帯が震えた。

ズボンのポケットに入れた覚えは無いのだが。

永治はさほど疑問に思わず。携帯を開ける。

『鈴斑 雪菜』
『浅倉 健』
『前田 恭也』
   ・
   ・
   ・

溜まっていた。初対面のアドレスもあれば、初対面で会話もまともにしていないのに何故か登録されている『鈴斑 雪菜』の名前も。

きっと、勝手に取り出されて、登録されたのだろう。それに、待ちうけがキャラクター物になっているところから浅倉健にもいじられたという、予想も大体ついた。

さて、どのメールから開こうか。


* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.18 )
 
日時: 2008/05/30 14:36 < p1157-ipbf4509marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp >メンテ
名前: robert 遅れてすみません。

永治はまず、浅倉から来たメールを見ることにした。

自分の携帯の壁紙とか色々勝手に変更したからだ。

では、どれどれ・・・。

『お前の壁紙いろいろ変更してやったぞ。喜べ。』

・・・。

ちっとも喜べないので、

『別に喜んでるわけじゃないんだからね!!』

とでも返しておこう…。

さて、次は前田からのメールだ。

『↓(改行マークの代わり。)
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓』

・・・。

あの鬱アニメでも見たのか?

続きを読むことにした。

『↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ヤッホー。メール送ろうとしたけど、途中で眠くなって居眠りしちゃったけどさ、起きたらこの有様。
 ビックリだな!
 で、南志のやつ何をやったんだろう?何か、骨が折れるようなすごい音がしたんだけど・・・。』

どうやら、見たわけではなさそうだ。
で、気絶したのも僕が最初?

で、次は雪菜さんからのメールだ。

『南志とかいう男のアドレスを手に入れてみたの。
 で、実際にメールしてみたの。何をやったんだって。』

永治は固唾をのんだ。

『もちろんぼこぼこにしたって。で、その後は、お前らが知っていいことじゃないだって。』

永治はふと、疑問に思った。

どうやって南志のメールアドレスを入手してきたのだろう。

『あ、そうそう。メールアドレスは、Win○yを使って入手したわ。』

・・・。

危ない話だ。これ以上首を突っ込まないでおこう。

さて、今日はどうしよう・・・。
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.19 )
 
日時: 2008/06/08 23:37 < KD118152122209.ppp-bb.dion.ne.jp >メンテ
名前: PQ@全国……全国……orz

――。

――――。

――――――。

――ああ、朝だ。

気がついたら、全国大会当日の朝だった
……なんてことは無く、昨日の今日の朝だった。

残念ながら、学校へ行かなくてはならない。が、割愛。


放課後。とりあえず、誰にも声をかけずに永治は再びバーチャルゲームの設置してある施設へと足を運んだ。

相変わらずの人気で、施設の外までも列が出来ていた。

駅前商店街の一角にそびえる異様な施設。某電気街にあるならましだが、何事も無い普通の駅前にこいつは建っている。

全国大会が決定していても特別扱いされる訳も無く、黙って並ぶ。1時間待ちの札を持つアルバイトのお兄さんを見つけた。最後尾。

この列は商店街に沿って出来ていて、横に見えますのはマ○ドナルド、ケン○ッキー、ミスタードー○ッツ、松○。と、色々と迷惑そうだ。

結局、クラスメイト一人を見かけただけで、特に誰とも会わずに、施設に吸い込まれた。1時間の待ち時間だった。
* Re: 【リレー小説】電脳世界かくれんぼ ( No.20 )
 
日時: 2008/07/14 04:17 < p2007-ipbf5010marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp >メンテ
名前: robert[@今、ものすごく忙しい…。

…どこでどう間違えたんだろう…。

「えー、皆様にお集まりしていただいてまことに感謝申し上げます。」

あたりは皆見慣れない人ばかり。

「今回、皆様に集まっていただいた理由はですね。」

…そもそもここはどこ!?

「このゲームに様々なバグが発見されたため、デバッグをしてもらおうというわけですよ。」

…あの人って確か醍醐さんだったっけ…。

「で、今回のバグはですね。死神が行動不能になるバグですね。」

…ええい!思い切って言ってみよう!

「あの!」

「はい?」

「僕、今日はゲームの日じゃないってこと知らずに来てしまったんですけど、」

「えーっと…、あ!田村君ね!とりあえず、君はここに残っていて。」

…なんだろう…。

「あの、ちょっと携帯いいですか?」

「ん、OK。」

早速前田にかけてみることにした。

トゥルルルルル・・・。

ピッ。

「おう、田村か?」

「あ、前田君?聞きたいことあるんだけど。」

「なんだ?」

「今日ってゲームは休業だったわけ?」

「そうだけど?もしかして行っちゃった?」

「うん、それでデバッガの集会に参加させられちゃったんだけど…。どうすればいい?」

「…がんばれ!」

そう言って前田は電話を速攻で切った。

浅倉にもかけようとしたが、同じ結果だろうという予想がついたため、やめておいた。

さて…、どうすればいいんだろう?
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